【日本の野鳥#17-04】ムナグロ(Pacific Golden Plover) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

チドリ目チドリ科ムナグロ属

学名 Pluvialis fulva

和名 ムナグロ

英名 Pacific Golden Plover

 

【分布】

シベリアとアラスカ西部のツンドラで繁殖。

冬季は東南アジアやオーストラリア、インド、アフリカ東部などへの渡りをおこない越冬。

日本へは旅鳥として春と秋の渡りの時期に全国に飛来。

本州の中部以南の地域では、越冬する個体もいる。

南西諸島や小笠原諸島では、普通に越冬。

 

 

【生態】

繁殖期は極地のツンドラに生息。

渡りの時期や越冬時には、水田や草原、干潟や河原、河口などに生息。干潟には少ない。

食性は主に動物食で、昆虫類や甲殻類などを捕食する。草原や田圃で植物の種子をついばむこともある。

体型の似ているダイゼンと比べると、やや乾いた環境を好む傾向がある。

特に、越冬地では干潟や河原よりも、畑や公園の芝生などの方でよく観察される。

 

【サイズ・形態】

全長は約24㎝ 翼開長は約60㎝。

雌雄同色。

成鳥夏羽は、顔から腹までの下部分が黒、その上部に白い縁取り。

背面は黄褐色と黒褐色の斑模様。

成鳥冬羽は、体下面が淡黄褐色で腹部が褐色がかった白。

クチバシは黒。脚は灰色みをおびた黒。

幼鳥は成鳥の冬羽と似ているが、全体に黄褐色みが強く翼の下面が白っぽい。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『ムナグロ(Pacific Golden Plover)』

小笠原諸島やサイパンでも見ましたが、芝生の校庭や公園にいました。

国内で渡りの時期に見る時も、田んぼも乾いた場所の方が見る機会が多いです。

 

飛びながら「ピョピョー♪7」と鳴く声が特徴的。

春の渡りの後半に見る個体は、英名のGoled のようで美しいチドリです。

非繁殖羽(冬羽)

タイの越冬個体

ここからは春の夏羽移行中の個体たち

※順番的には、次はアメリカムナグロですが、まだ見たことがないので、スキップします。

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。