【日本の野鳥#12-16】ヒクイナ(Ruddy Crake) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ツル目クイナ科ヒメクイナ属

学名 Porzana fusca

和名 ヒクイナ

英名 Ruddy Crake

 

【分布】

中華人民共和国東部、台湾、日本などで繁殖する亜種は、冬季になるとインドシナ半島、中華人民共和国南部、日本(本州中部以南)へ南下し越冬。

インドネシア、パキスタン北部からマレーシア、フィリピン、日本の南西諸島、インド西部、スリランカの亜種が留鳥として生息。

 

4亜種に分類される。

日本には2亜種が生息。

P. f. erythrothorax 亜種ヒクイナ
中華人民共和国東部、台湾、日本などで繁殖し、冬季になるとインドシナ半島、中華人民共和国南部、日本(本州中部以南)へ南下し越冬する。

 

P. f. phaeopyga 亜種リュウキュウヒクイナ
日本(琉球諸島)に生息。


P. f. fusca
インドネシア、パキスタン北部からマレーシア、フィリピンに生息。

P. f. zeylonica
インド西部、スリランカに生息。

 

【生態】

湿原、河川、水田などに生息。

食性は動物食傾向の強い雑食で、昆虫、軟体動物、カエル、種子などを捕食。

 

【サイズ・形態】

全長19-23㎝ 翼開張37㎝

上面の羽衣は褐色や暗緑褐色。喉の羽衣は白や汚白色。胸部や体側面の羽衣は赤褐色。

腹部の羽衣は汚白色で、淡褐色の縞模様が入る。

虹彩は濃赤色。クチバシの色彩は緑褐色で、下クチバシ先端が黄色。脚は赤橙色や赤褐色。

 

【その他】

和名は鳴き声(「クヒ」と「な」く)に由来し、古くは本種とクイナが区別されていなかった。

クイナというと本種をさすこともあった。

 

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<ここから鳥の写真>

『ヒクイナ(Ruddy Crake)』

幼少の頃、千曲川の河川敷に三日月湖やワンドが残っていたころ、暖かい季節は魚釣りで遊ぶことが多かったんです。

その時に、赤い鳥が、対岸の水辺を歩いていた記憶が鮮明に残っています。

当時は、鳥の名前が分からなかったのですが、赤い鳥という印象が強く残っているんですよね。

 

鳥を始めてから、その場所に行ったのですが、橋の架け替えや、流れが変わって、すっかり川の様相が変化して、再会には至らず・・・

 

信州では野尻湖そばの小さな沼で見て以来、出会えていません。

信州北部では、なかなかお目にかかる機会が減っている鳥のように思います。

 

そんなヒクイナ、関東では出没していれるのですが、クイナ同様、もう、7~8年撮影に至っていないんですよね。

関西ならさらに出会える確率高そうなので

新しい機材で撮影しなおしたいところです。

 

◆亜種ヒクイナ

◆亜種リュウキュウヒクイナ

 

※順番的には、次はコウライクイナですが、まだ見たことがないので、スキップします。

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。