カツオドリ目カツオドリ科カツオドリ属
学名 Sula sula
和名 アカアシカツオドリ
英名 Red-footed Booby
【分布】
インド洋、大西洋、太平洋の熱帯および亜熱帯の海域に分布。
日本では2017年に南硫黄島で集団繁殖が確認された。
3亜種に分類。
◆日本では、亜種アカアシカツオドリSula sula rubripesが夏鳥として主に6-10月に飛来。
【生態】
熱帯から亜熱帯の海洋に生息。
食性は動物食で、主に魚類を捕食。
上空から海面に急降下してダイブして海面近くの獲物を捕食。
飛んでいるトビウオ・トビイカを咥え上げて捕食したりもする。
集団繁殖地(コロニー)を形成し周年繁殖する。
低木の樹上に木の枯枝を組み合わせた皿形の巣を作る。
1回に1-2個(主に1個)を産卵。
【サイズ・形態】
全長70-80㎝ 翼開長140-145㎝。
雌雄同色。
体色に3型(白色型・中間型・褐色型)
全身は白色(白色型)や灰褐色(褐色型)の羽毛で覆われる。
初列風切や次列風切の色彩は黒。
尾羽はくさび型で先端が尖る。色は白色(白色型、中間型)や黒褐色(褐色型)。
顔は赤い皮膚が露出。眼の周囲の皮膚は青みがかった灰色。
クチバシは淡青色や青紫色。
脚は赤(=アカアシ)。
【その他】
1972年に仲御神島が「仲の神島海鳥繁殖地」として国の天然記念物に指定
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<ここから鳥の写真>
『アカアシカツオドリ(Red-footed Booby)』
初めて出会ったのは、仕事の関係で行ったコンベンションの空き時間に鳥見をしたサイパンでした。
ですが、集団行動している中でしたので、じっくり撮影することもなく、見ただけで終わっていました。
その数年後に行ったロタ島
そのバードサンクチュアリは断崖絶壁の海鳥のサンクチュアリ。
そこでは、低木の樹冠に営巣している姿を観察することが出来ました。
実質の初撮影ですね。
その後は、なかなか出会いに巡目れず、いると言われた島嶼で外したりもしましたが
小笠原航路・八丈島航路で再会でき、国内でのライファカウントも達成。
船のマストに止まって、船に驚いて飛び立つトビウオを、空中で捕獲する姿を撮影できた時はすごく感動。
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。