【日本の野鳥#10-02】コグンカンドリ(Lesser Frigatebird) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

鳥好きFPのつれづれ日記2

自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

カツオドリ目グンカンドリ科グンカンドリ属

学名 Fregata ariel

和名 コグンカンドリ

英名 Lesser Frigatebird

 

【分布】

太平洋、インド洋、大西洋の熱帯の島や海岸地方で繁殖。

分布地の多くはオオグンカンドリと重なるが、数はそれほど多くない。

日本では、北海道、本州、九州の太平洋側や、伊豆諸島、小笠原諸島等に迷鳥として渡来。

日本海側でも確認される。

 

【生態】

主な習性はオオグンカンドリに似る。

 

【サイズ・形態】

体長79cm 翼開長185cm。

オオグンカンドリに形状は似てるが小型。

成鳥オスは全身が光沢のある黒。喉袋は赤。脇から腋に白線が延びる。

成鳥メスは全身が黒色で胸だけ白。

幼鳥は頭部から首、胸、腹まで白か淡褐色。

 

【その他】

 

 

********************************************************

<ここから鳥の写真>

『コグンカンドリ(Lesser Frigatebird)』

まだ本種を日本国内で見たことがありません。

ニアミスは、舳倉島の航路の帰り、輪島港に入る直前に上空をじっくり舞ったようで・・・

船内で爆睡していました(^^;)

 

圧巻だったのは、西パプアの離島、ワイゲオ島に行った時のこと。

夕刻間際に、ねぐら入りすると思われるコグンカンドリの群れを観察出来ました。

 

夕食前のシャワーというか海でクーリングダウンしている最中に出たので、あまり撮影枚数がないのが残念。

 

※帰国してから判明したのですが、我々が火照った体を冷やすためにしていた海での沐浴・・・これは大変危険であったようでして。ちょうど我々がこの島に行っていた頃に、イリエワニによる死亡事故が・・・

日本人は、水辺に近寄るから危なっかしい・・・とガイドに注意されたことがあります。

熱帯地方の水辺は危険がいっぱいです。

これ以降、水辺には細心の注意をしています。

 

コグンカンドリの写真を見ると、このエピソードをいつも思い出します。

 

 

********************************************************

 

本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。