【2019カオヤイ#93】Khao Yai総集編(まとめ) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

2019年2月9日~12日タイ・カオヤイ国立公園の旅

 

Arijinと記念写真撮って

お別れです。

タイでも有名なガイド

FCさんのお勧めで案内してもらいました。

 

すごい目を持っているガイドでしたよ~

 

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<ここからThailandのKhao Yai National Parkの写真>

今回は『総集編』

この旅で7回目のタイ

やはり鳥の多い国だという実感

また、懐の深さも感じました。

 

通常、多くの旅はジャングルに入ることが多いのですが

今回は、ジャングル以外に農耕地・湿地帯・草原と出向きました。

やはり多様な環境で鳥見をすると初の鳥も増えていきます。

また、実のなる木で待つという基本的な鳥見の仕方をじっくりやったのも久しぶり

短期日程の場合、どうしても難易度高い鳥に時間を割かれるので・・・やる機会がないんですよね~

 

旅のガイドはArijin でした。

陽気なおっちゃんですが、抜群に目がいい。

それとジャングルコーヒーを落として入れてくれます。

コーヒーミルをジャングルに持参してというこだわり→その写真が見つからなかった

 

また、この旅のお供は

学生さん2名

絵かきさん

この3名とは初の海外鳥見でした。

それといつものHIROさん(通訳)

 

実は、この旅を企画したのは「絵かきさん」が「海外で実際にいろんな鳥を見てみたい」

ならば、行くときについて行っていいですか?

という熱いオファーを頂いて

『ガッチガチのジャングルに何日も籠る』的ではない、比較的入門編の時にお誘いしますよ。

ということで、ならば企画しちゃおうということで、実現したわけです。

 

そんな旅でしたが、鳥のラインナップもなかなかいい感じでした。

 

まずは、初日の農耕地

カラフトワシ(Greater Spotted Eagle)

 

日本的珍鳥

ヒメカッコウ(Plaintive Cuckoo)

 

オニセッカ(Striated Grassbird)

 

ツルシギ(Spotted Redshank)

お座り珍しいでしょう

 

実は、何度も見ていますが、まともな初撮影

ベニスズメ(Red Avadavat)

 

3年ぶりの出会い

ヒマラヤハゲワシ(Himarayan Griffon)

Himarayan Vultureとも言います。

約畳2枚分のサイズ感です。

 

アジアコビトウ(Little Cormorant)

ちっさいウ

 

ズアカヤブヒバリ(Indchinese Bushlark)

なかなかジャングルでは見ることが出来な鳥のグループ

 

ここからは初日の別の場所

石灰岩の岩場

クロサザイチメドリ(Limestone Wren-babbler)

英名のLimestone は石灰岩という意味

 

初日3カ所目の灌木帯

この鳥はライファーでした。

キンメセンニュウチメドリ(Yellow-eyed Babbler)

 

 

ここからは2日目KhaoYoiのジャングル

朝早くて、ざらざら画質・・・コルリ(Siberian Blue Robin)

 

ハクオウチョウ(White-crested Laughingthrush)

賑やかな美しいガビチョウ

白いリーゼントが素敵

 

ムナフジチメドリ(Puff-throated Babbler)

 

本命

ルリヤイロチョウ(Blue Pitta)

やっと横から撮影出来ました。

 

こちらも素敵な青い小鳥

ハイナンヒメアオヒタキ(Hainan Blue Flycatcher)

 

これは、嬉しいライファー

日本的珍鳥・・・・やっと会えました。

ヒメイソヒヨ(White-throated Rock-Thrush)

別の場所ですが♀も撮影

♂と同じポーズで

 

ロードサイドにて

カザリショウビンの♀

実は♀は初撮影

 

ミヤマヒメアオヒタキ(Hill Blue Flycatcher)

実はあまり同定に自信なし・・・このグループ苦手です。

 

タイカンチョウ(Black-throated Laughingthrush)

渋くて素敵なガビチョウです。

 

顔面パレット

アオミミゴシキドリ(Blue-eared Barbet)

 

ややこしい和名ですが

こちらは

ミミアオゴシキドリ(Green-eared Barbet)

 

こちらは木の実を美味しそうに食べていますね。

クロヒゲゴシキドリ(Moustached Barbet)

 

変顔? いえいえ正面だけです

エボシヒヨドリ(Black-crested Bulbul)

 

日本的珍鳥・・実はまともな距離では初撮影

アサクラサンショウクイ(Black-winged Cuckooshrike)

 

マユグロムシクイ(Sulphur-breasted Warbler)

はい、これは初見でした。

 

アオバネコノハドリ(Blue-winged Leafbird)

横からの写真がないのが残念・・・美しい青がくっきり見えるんですよね~

 

アオムネハチクイ(Blue-beared Bee-eater)

森林性の大型ハチクイです。

顔がスクエアーでナントも言えない味があります。

 

Owlet先生

この昼行性のフクロウはよく鳴きます。

すると、それにモビングするために小鳥が集まります。

オオスズメフクロウ(Asian Bared Owlet)


チャガシラハチクイ(Chestnut-headed Bee-eater)

初めて見たハチクイがこの子でした。思い出深い。

 

シワコブサイチョウ(Wreathed Hornbill)

♂と♀とで顔と喉の色が異なります。

顔が白くて喉が黄色いのが♂(左の個体)

 

キタカササギサイチョウ(Oriental Pied Hornbill)

タイでは一番目にするサイチョウです。

サイチョウの入門種

 

キュウカンチョウ(Hill Myna)

籠の鳥もこうしてたくましく生きています。

 

さて、3日目

真っ暗な時間に宿を出て

黎明Timeに草地に到着

朝霞で淡い光になってしまったのが残念

オーストラリアでは一度撮影していますが、アジアでは初撮影

オオヅル(Sarus Crane)

ダンスや飛び出しを撮影出来ました

全ての個体に個体識別用の足環がありました。

 

水辺の鳥たち

アジアレンカク(Bronze-winged Jacana)

美しい顔が派手なレンカク

 

ハリオシギ(Pintail Snipe)

タシギと悩みます・・・

 

スキハシコウ(Asian Openbill)

この隙間の活用は???

 

ハイガシラセイケイ(Grey-headed Swamhen)

でっかいバン

バンは35㎝

セイケイ50㎝

と記載がありますが、体積的、見た目的には4~5倍の差に感じます。

 

日本的珍鳥・・日本的ライフカウントに追加です。

ナンキンオシ(Cotton Pygmy-goose)

真綿のような白いカモ

ミコアイサと両翼のかわいいカモ筆頭かな?

 

マミジロクイナ(White-browed Crake)

日本では小笠原に生息していましたが、その亜種は絶滅

ゆえに、日本での絶滅種を見るには、こうして海外で見るしかないのです。

 

レンカク(Pheasant-tailed Jacana)

冬羽はこんな色なんですよ~ 白い体色と長い尾は繁殖期の羽衣なんです。

 

水辺から森に移動しました。

カザリショウビン(Banded Kingfisher)の♂

何度見ても美しいカワセミです。

 

今回の目的の1つ

シマハッカン(Siamese Fireback) 初見です。

英名のSiameseはいわゆる「シャム」のこと

そう、タイの昔の呼び名「シャム」なんです。

シャム猫もタイの王室で飼育されていた猫ですからね(^^)

こちらは♀

 

ここから最終日です。

イソヒヨドリ(Blue Rock-thrush)

日本の亜種と同じ?とされていますが、ずいぶんとお腹が青いですよね

亜種アオハライソヒヨドリはオレンジ色がないんです。。。

だから普通のイソッピということにしてみました。

 

これも日本的珍鳥

ハイイロオウチュウ(Ashy Drongo)

私は沖縄で一度国内観察したことがあります。

 

オオスズメフクロウ(Asian Bared Owlet)

番(つがい)つがいで登場

交尾の瞬間、目を離してしまった・・・(><)

 

ヤマキヌバネドリ(Orange-breasted Torogon)

トロゴンは本当に美しい・・・何度見ても嬉しいグループです。

 

クロヒゲゴシキドリ(Moustached Barbet)

キツツキ目であることがわかる木の止まり方

 

コウライウグイス(Black-naped Oriole)

日本でもたまに観察されますが、本当に派手な鳥ですね。

 

幸せの青い鳥

英名が素敵です。

ルリコノハドリ(Asian Fairy-bluebird)

妖精の青い鳥

 

これは初見のサンショウクイでした。

チャイロサンショウクイ(Swinhoe's Minivet)

 

ミドリサトウチョウ(Vernal Hanging-parrot)

小さなインコ シジュウカラより小さい

 

オオバンケン(Greater Coucal)

いつも早朝か夕方に登場・・・条件悪い時間にしか会ったことなし

 

念願の野生のゾウ

アジアゾウ(Asian Elephant)

土を食べたり、砂を浴びたりしていました。

迫力ショット‼

 

短い旅でしたが、充実していました‼

8種増えました‼

うち2種は日本的ライフリストに追加です。

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。