空港からロッジまでは車で移動
途中でロードサイドのグローサリーへ立ち寄りました
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<ここからボルネオの写真>
今回は『タイガーリーチ(Tiger Leech)』
そんな鳥いるの???
いえいえ、鳥じゃないんです
え~~和名がわからないのですが・・・いうなればヒル
漢字の方がいいかな?「蛭」です
田んぼで吸われた経験者も減っていると思いますが
田んぼに生息しているのが「チスイビル」・・・川ビルとも呼ばれるのかな?
一方、丹沢山麓や奈良公園などで最近増えているといわれている「ヤマビル」
これおもに湿った山に多いのですが、大型動物の多いところ、そう、日本ならシカやイノシシなどが多い地区には
生息していて、前出の丹沢山麓はシカの生息数が増えて来たことと比例してヤマビルの被害も増えて来たそうです
日本にはそんな吸血生物の代表的なヒルが2種存在していますが
寄生虫や病原菌は伝播させない分、「蚊」よりもマシかな?
まあ、肩こりの治療とかにも使われるようですし
気持ち悪いという「嫌悪感」につながる見た目が一番「嫌な」気持ちにさせるのでしょうね
では、ここボルネオにはどんな「蛭(ヒル)」がいるのでしょうか?
ブラウンリーチとタイガーリーチ
前者は後者に比べて比較的小さく
さらに運動能力もやや劣る
地面から尺取虫のように這い上がって来て
靴や靴下の中や服の上を歩いて皮膚から吸血するタイプ
フィリピンやタイで軽く吸われました・・
で、今回はもう一つのタイガーリーチをご紹介
非常にアクティブなヒルでして・・・
動物が通る獣道で葉っぱの上で待ち伏せして
そこを動物が通ると・・・飛び移って皮膚から吸血します
もちろん、休憩中に腰を下ろしていると
下からも忍び寄ってきますし
なにより、鳥見は細いトレイルを歩きます
人が通るトレイルは
動物たちも結構使っています
ボルネオではゾウなど大型動物が多いので
トレイルの湿った環境のいたるところで目にしますし
そうしたところを歩いていると飛びつかれます
初めは気持ち悪いのでイチイチ気になりましたが
もう、あまりにくっついてくるので
もう、ちょっと足を休めた時に
まとめてチェックか同行者同士でチェックし合うというスタイルで
「FCさん、首の辺まで行っていますから取りますね・・・」
「Tokochan-Zさん、背中にたくさん飛び移っていますよ・・・」
とか・・・
そんなタイガーリーチを写真と動画でご紹介です
おれはウエストバッグの下側・・・
ジャングルから出て来て
気が付いたら・・・こんなに
足元は靴下を上からかぶせて・・・
それでも、入り込んで来ます 足首を靴下の上から吸われました
たいてい、ひる避けの装備ですが
このトレイル程度だけだと半ズボンの人もいました
(早朝のオランウータンウォッチング時の写真)
こんな感じで葉っぱで待機
色がトラのようなのでTiger Leech
直訳だと・・・「トラフビル(虎斑蛭)」
かなりスピーディーに動きます
ここから動画・・・飛び移ります
やはり気持ち悪い・・・けど、慣れます
顎ヒル目ヒルド科
学名 Haemadipsa picta
和名 タイガーリーチ
英名 Tiger Leech
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。
す