今回、シムル島に渡った理由は
島の固有種というか、この島でないと見ることが難しい鳥を
見るための渡島でした
そのターゲットが↓の鳥ですが
その未来はとても明るくないのが現実なんです
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<ここからシムル島の写真>
今回は『Silvery Woodpigeon』
このハトは一度は絶滅したといわれていて
それがここシムル島のほかスマトラ島のいくつかの離島に
生息が発見されたという鳥なんです・・・
ですが、ここシムル島では
都市開発ではなく、パーム油のプランテーション開発という
森林破壊がすごい勢いで進んでいます
ガイドが連れて来てくれたこのギンモリバトのポイントも数年後には
パーム油栽培のために切り払われるんだそうです
ガイドが連れて来た研究者の女性(実質のこの鳥の案内人)が
政府の関係機関に「保護」を訴えているのですが
その返答は「オランウータン・トラ・ゾウじゃないから、開発は止められない‼」ということのようで。。。
現実とすると非常に
危険な状態です
そもそも個体数もそれほど多くなく
一度は絶滅と言われたこのような種への「リスペクト」は
開発という「バイアス」に優先されてしまうようです・・・
これが現実・・・
幻のハト・・・幻にならないことを祈るしかできません
ハト目ハト科
学名 Columba argentina
和名 ギンモリバト
英名 Silvery Woodpigeon
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。