【Misimi#234】ヌマジチメドリ(Marsh Babbler) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ディブルガルの空港でガイドのPulaさんとお別れ‼
 
今回の旅ではPulaさんがガイドを現地の人に任せて
基本的に全体のコーディネートをしてくれたという立ち位置を貫きました。
 
ですので、ほとんど鳥を教えてもらっていないんですが。。。ね、良しとしましょう
 
快適な毎日を過ごすために
すごく気配りしてくれて
非常にいい旅を過ごすことが出来ました。
 
Pulaさんには「次はイーグルネストにおいで」と誘われました。
 

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<ここからインドのアッサム(インド北東部)の写真>

今回は『ヌマジチメドリ(Marsh Babbler)』


この沼地。。。に来た理由

 

それはこの鳥を見る

 

この鳥のさえずりを聴くだけで

帰らなくてはならない人が多いんだとか・・・

 

小舟で葦原に繰り出して

現地ガイドが導くポイントに到着^^

 

そこで耳を澄ませると「さえずり」が聞こえます。。。

この声がヌマジチメドリの声だと‼︎

 

ですが、葦原の奥

 

小舟を葦原に突き刺すように止めて

ガイドのPulaさんからこんな提案

「さえずりで満足して帰る人が多いけど、それで戻るか?」

or

「この季節にしては、水位が低いので、裸足になって、葦原の奥に進んで勝負するか?」

 

もちろん、即答^^

 

「Please try!!」

 

ロッジに置いてきたクロックスを持って来なかったことを反省しつつ

葦原に素足で突っ込みます。

 

こんな川ビルがうようよ

 

現地ガイドが先に偵察に行って、ヌマジチメドリのいる位置を確認して

撮影できる「確度」を調べて来てくれて

「OK‼」と言いながら

血を吸って膨らんだヒルを足から取っているシーンを目にしたのですが。。。

こんな奴に負けていられない‼

ということで、突っ込みました。

 

葦原の沼は足にヘドロがまつわりついてきて

葦の根や茎で足を踏み抜かないように

葦をすり足気味に進めながら

空さんの奥様を小舟に残して

レンズを500mmからサンヨンに交換して三脚から外して手持ちに切り替えて

男三人は進みます。

 

そう、この広いアッサムの湿地にたった一羽しか確認できていなく

この個体もここ2年は独身でペアになれない。。。そんな珍鳥がそこにいるのであれば

淡水には、「吸血住虫」のリスクがありますが、そんなことなんて忘れていました。

また、踏み抜いた際の破傷風は「そのための予防接種」的に納得させながら

時折、足に吸い付いてくるヒルを片足でこそぎ落としながら

足の根の土台の陸上部分に足を置いて、さえずりの聞こえる方向に目を向け

出てくるのを待ちます‼

出た~~

 

もう、興奮MAX

 

この旅何度こんな興奮を得て来たでしょうか?

 

最終日にまたこんな素敵な興奮^^

 

もうタマリマセン

 

ですが、さすが英名のMarsh の通り、葦原で巧みに隠れています。

 

そして、この後、葦の奥に消えました。。。

 

そして、現地ガイドが

こっちに出るから。。。とやや場所移動

 

やはり、水の中を移動して、また葦の根元の水上に足を置き。。。またしばし待ちます‼

 

出てきましたよ‼

ど~~~ん‼

 

視野の広いところで待った甲斐がありました‼

 

もう、涙ちょちょ切れ‼

 

この興奮は、小舟で血を吸い始めたヒルのことなんて忘れさせるものでしたよ‼

 

もちろん、あとで、吸われたところを消毒しましたがね。。。

ヘドロの中で出血しましたからね~

 

良い鳥でした‼

 

でも、まだ小舟を進めます。

 

最終日にこんなSpecialな鳥に出会えたのは本当にラッキーでした。

こんな鳥です→

たぶん、この鳥も日本人で撮影したには我々3人が初かな?

 

 

スズメ目チメドリ科

学名 Pellorneum palustre

和名 ヌマジチメドリ

英名 Marsh Babbler

 

 

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。