【2015Au②#046】ハリモグラ(Short‐beaked Echidna) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

10時間に及ぶPelagicを終えました。

普通の人のプランならばここで一泊です。

10時間も波に揺られていて通常は疲労困憊なんです。

しかも立って撮影してうねりに耐えていた10時間ですからね・・・(><)


ですが、バカ鳥屋4人の旅は、帰港して、即、約900km内地のBowraという場所へ移動を敢行

そう、明け方にはその地でBirdingする計画なんです。


つまり、16時半に寄港して、その12時間後には900km内地にある場所にいたいというハードなスケジュール


もちろんそのためには、夜通し運転しなくてはなりません。


ですが、一緒に乗船していた現地の鳥仲間が

「あっちのほうは危険だぞ‼やめておけ‼」っていうんですよね。。。

その忠告は後になって判明しましたが。。。


この写真は、まだ半砂漠地帯に入る前の道路です。


ナビは、Google先生がしてくれますので

ナビをレンタルせずに、Wi-Fiのレンタルをしたんです。


疲労困憊の体で運転するのですが

もちろん、ひたすら交差点のない道


だって、G先生の画面にはこんな画面が・・・(^^;)


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これは帰りの案内
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次の右左折までの距離が。。。名古屋~横浜間という感じ。。。


そんなだるくなる道。。。右から左からとある物が飛び出してくるんですから恐ろしい

それは。。。カンガルー


おそらくこに一晩で千の単位で見たと思います。

30~50頭の集団や数匹の家族単位が左右に頻出

しかも、突然、走り出して、車の前に飛び出してきます。


気をつけながら運転していましたが。。。


右斜めから影‼


ど~~~ん‼


そう‼やっちゃいました~

車は右手前から側面にかけて大破と凹み

尾の形で砂が右側面についていました。

運転席側のドアも軋んで開きにくく・・・

ラジエーターやファンやライトは何とか壊れずに。。。スモールライトが落ちて

バンパーがぐらついた感じ


ですので、もう、恐る恐るの運転


しかも、これが保険が効くのか?

夜のカンガルーは保証外という保険があるようなので。。。

そんなときに限って、ドアミラーにあるドライブレコーダーのようなものが気になったり。。。


ですが、もはや起きたことは仕方がないし、

ここは半砂漠地帯

さらに、上って下ったあたりなので

路肩に車を止めていて、大型4連コンテナトレーラーが猛スピードで来たらそれも危険


ということで、轢死体になったと思われるカンガルーのところまで戻ることもせずに

他に故障や不具合が出ないか気にかけながらBowraに向かいます。


ここで、FP→FCさんに運転チェンジ


ですが、本当に、次々と飛び出してくるカンガルーやワラビー


彼らは、夜行性(といっても昼が暑いので夜に草を食べるだけ)

天敵も少なかった豪州では、逃げることも必要ないので、どうやら

夜目もあまり効かないようで、車のライトを当てても目が光らないんです

それでいて、道路わきは、木が刈られていて草地になっているので

カンガルーにとってはレストラン

そんなところをひた走る車は、緊急なようがない人以外は通らないというのが

この国の常識


先に書いた大型トレーラーは、カンガルーが飛び出してきても

フロントに付けているカンガルーガードで跳ね飛ばしながら止まらずに進むのが常識

止まると後ろの4連コンテナが横転するので、突き進むのがルール

ですので、道路のあちこちには轢かれ飛ばされたカンガルーが横たわっています。


これも、避けるのが大変なんです。


そんな危険を伴う運転になるとは、この時初めて感じました。



その後はクラクション鳴らしながらの運転

です。


・・・その動画は明日に続く


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<ここからオーストラリアの動物の写真>

2015年11月に行ったオーストラリアの鳥のご紹介を^^


3日目。。。のLongDriveの際に出会った動物を^^


ひた走る。。。そんな時

「Stop‼」

車を止めて

Uターン


いましたよ~


道の真ん中に^^


オーストラリアを代表する動物が^^


『ハリモグラ(Short‐beaked Echidna)』


このハリモグラ

皆さんもご存じの通り

哺乳類でも卵を産みます。

総排泄腔から産み落とされます。

さらに、体温も低いようです。

暑いとき寒いときには体の活性が下がるために

冬季は冬眠もするんだそうです。

このハリは年に一回程度の頻度で抜けて生え変わります。

このハリ。。。かなり鋭いようで、触った感じも堅かったですよ‼


右が頭

剣山ではありません

顔が出ました~

松井さんが持ち上げました‼


カモノハシ目ハリモグラ科

学名 Tachyglossus aculeatu

和名 ハリモグラ

英名 Short‐beaked Echidna


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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。