10時間に及ぶPelagicを終えました。
普通の人のプランならばここで一泊です。
10時間も波に揺られていて通常は疲労困憊なんです。
しかも立って撮影してうねりに耐えていた10時間ですからね・・・(><)
ですが、バカ鳥屋4人の旅は、帰港して、即、約900km内地のBowraという場所へ移動を敢行
そう、明け方にはその地でBirdingする計画なんです。
つまり、16時半に寄港して、その12時間後には900km内地にある場所にいたいというハードなスケジュール
もちろんそのためには、夜通し運転しなくてはなりません。
ですが、一緒に乗船していた現地の鳥仲間が
「あっちのほうは危険だぞ‼やめておけ‼」っていうんですよね。。。
その忠告は後になって判明しましたが。。。
この写真は、まだ半砂漠地帯に入る前の道路です。
ナビは、Google先生がしてくれますので
ナビをレンタルせずに、Wi-Fiのレンタルをしたんです。
疲労困憊の体で運転するのですが
もちろん、ひたすら交差点のない道
だって、G先生の画面にはこんな画面が・・・(^^;)
これは帰りの案内
次の右左折までの距離が。。。名古屋~横浜間という感じ。。。
そんなだるくなる道。。。右から左からとある物が飛び出してくるんですから恐ろしい
それは。。。カンガルー
おそらくこに一晩で千の単位で見たと思います。
30~50頭の集団や数匹の家族単位が左右に頻出
しかも、突然、走り出して、車の前に飛び出してきます。
気をつけながら運転していましたが。。。
右斜めから影‼
ど~~~ん‼
そう‼やっちゃいました~
車は右手前から側面にかけて大破と凹み
尾の形で砂が右側面についていました。
運転席側のドアも軋んで開きにくく・・・
ラジエーターやファンやライトは何とか壊れずに。。。スモールライトが落ちて
バンパーがぐらついた感じ
ですので、もう、恐る恐るの運転
しかも、これが保険が効くのか?
夜のカンガルーは保証外という保険があるようなので。。。
そんなときに限って、ドアミラーにあるドライブレコーダーのようなものが気になったり。。。
ですが、もはや起きたことは仕方がないし、
ここは半砂漠地帯
さらに、上って下ったあたりなので
路肩に車を止めていて、大型4連コンテナトレーラーが猛スピードで来たらそれも危険
ということで、轢死体になったと思われるカンガルーのところまで戻ることもせずに
他に故障や不具合が出ないか気にかけながらBowraに向かいます。
ここで、FP→FCさんに運転チェンジ
ですが、本当に、次々と飛び出してくるカンガルーやワラビー
彼らは、夜行性(といっても昼が暑いので夜に草を食べるだけ)
天敵も少なかった豪州では、逃げることも必要ないので、どうやら
夜目もあまり効かないようで、車のライトを当てても目が光らないんです
それでいて、道路わきは、木が刈られていて草地になっているので
カンガルーにとってはレストラン
そんなところをひた走る車は、緊急なようがない人以外は通らないというのが
この国の常識
先に書いた大型トレーラーは、カンガルーが飛び出してきても
フロントに付けているカンガルーガードで跳ね飛ばしながら止まらずに進むのが常識
止まると後ろの4連コンテナが横転するので、突き進むのがルール
ですので、道路のあちこちには轢かれ飛ばされたカンガルーが横たわっています。
これも、避けるのが大変なんです。
そんな危険を伴う運転になるとは、この時初めて感じました。
その後はクラクション鳴らしながらの運転
です。
・・・その動画は明日に続く
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<ここからオーストラリアの動物の写真>
2015年11月に行ったオーストラリアの鳥のご紹介を^^
3日目。。。のLongDriveの際に出会った動物を^^
ひた走る。。。そんな時
「Stop‼」
車を止めて
Uターン
いましたよ~
道の真ん中に^^
オーストラリアを代表する動物が^^
『ハリモグラ(Short‐beaked Echidna)』
このハリモグラ
皆さんもご存じの通り
哺乳類でも卵を産みます。
総排泄腔から産み落とされます。
さらに、体温も低いようです。
暑いとき寒いときには体の活性が下がるために
冬季は冬眠もするんだそうです。
このハリは年に一回程度の頻度で抜けて生え変わります。
このハリ。。。かなり鋭いようで、触った感じも堅かったですよ‼
右が頭
剣山ではありません
顔が出ました~
松井さんが持ち上げました‼
カモノハシ目ハリモグラ科
学名 Tachyglossus aculeatu
和名 ハリモグラ
英名 Short‐beaked Echidna
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。