三宅島および帰りの航路での鳥見の記事は今日にて最終回です。
この島は、夜半に竹芝桟橋より出航して、朝の5時に到着して
その日も朝から民宿とかのチェックインやらレンタカーの手続き次第ではありますが
6時過ぎから探鳥開始が可能です。
今回は宿は夕方チェックインにしたので、レンタカー手続き後、即鳥見でした~
飛行機もありますが、コストとの関係で船がいいと思います。
帰りの航路で海鳥も楽しめますしね。
そんな三宅島
関東にお住まいの方であれば
比較的行きやすい島ですし
2泊できれば、最高の鳥見が出来ると思いますよ~
今回は1泊でしたが
カラスバトとモスケミソサザイに課題がまた残ってしまいましたが
2泊あったら、きっとこの島の名物鳥はコンプリ可能かと思います。
また、宿によっては、三宅島近郊の岩場まで漁船を出して
春の季節であればカンムリウミスズメも繁殖しているので
観察に連れて行ってもらえますよ~(有料ですが^^;)
カツオドリも前回は見ることが出来ました。
オオミズナギドリも近くで浮いていてなかなか楽しい鳥見が出来ましたよ^^
いずれにしても、鳥がたくさんいます。
種類数はそれほど多くないようですが
それでも、鳥の密度を実感できる島だと思います。
来年もヤイロチョウ来ないかな~
(絶対行っちゃう!!)
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<ここから野鳥の写真>
三宅島の鳥見旅No28 最終回です。
今回は『ハイイロミズナギドリ』
よく似たハシボソミズナギドリと現場で識別をするのはなかなか難しいです。
翼の下面が、灰色
クチバシがやや太い
おでこの出っ張りがない
など言われていますが
私の素晴らしい後輩にもう一つ特徴的なことを教えてもらいました。
それは、飛翔時の翼の保ち方が違うんだと!!
「この個体、翼が上に向かってカーブしていますよね。
ハシボソの場合、翼は比較的まっすぐに保たれていることが多いのに対して、
ハイイロは反り返るような形になることが多いです。」
そう、それがこの個体。。。
撮影した際には、ハイイイロと思って撮影していたんですが
写真にしたら訳が分からなくなって。。。
で、聞いてみたところ、上の様な回答を得ました^^
ということで、太鼓判で「ハイイロミズナギドリ」ということで!!
ミズナギドリ目ミズナギドリ科
学名 Puffinus griseus
和名 ハイイロミズナギドリ
英名 Sooty Shearwater
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。