産経デジタル 2014.7.16 20:16 より
【流行るかな?散歩】エッセイスト・宮田珠己
モフモフ感のある動物は、いつの時代も人気があるが、鳥もそれに含まれるのだろうか。犬猫に比べて、モフッと抱きしめにくいような気がするけれど、東京・表参道に、小鳥と触れ合えるお店がオープンしたと聞いて行ってみた。その名も「ことりカフェ」(東京都港区南青山6の3の7、(電)03・6427・5115)。
しゃれた店内には3つのケージがあり、その中で9種類20羽の小鳥たちが、羽を休めていた。客はガラス越しに小鳥たちを眺めながら、お茶できる仕組みである。
いるのは、オカメインコ、セキセイインコ、ジャンボセキセイ、ブンチョウ、タイハクオウムなど。飲食代とは別に500円払うと、奥のケージで鳥に触ることができる。せっかくなので、タイハクオウムのタイちゃんに触らせてもらった。
正直、さほど鳥好きというわけではない私は、腕にガッシとつかまってきたときは、爪がちょっと怖かった。そのままグイグイ爪を立てられたらどうしようとか、いきなりガッてクチバシで攻めてくるんじゃないかとか、バタバタしはじめたときの対処の仕方がわからないとか、少々及び腰だったのである。もちろん、何ごともなかったけれども、モフッと抱きしめるのは、もう少しお互い打ち解けてからがよさそうだった。
オーナーの川部志穂さんによれば、鳥にはそれぞれ個性があって、そこがかわいいという。種類によっても性質が違うらしい。さらに、フンも匂わないし、なついてしまえば飼い主が絶対なところも飼いやすいとのこと。お店に来たお客さんのなかには、ここで小鳥の魅力を知り、飼いはじめた人もいるそうだ。
そうなのか。鳥なんてみんな、考えていることは同じだと思っていた。
川部さんは、昨年脱サラし、今年2月にこの店をオープンした。広告を一度も打っていないにもかかわらず、TVや雑誌に取り上げられたり、口コミによる効果で、鳥好きが全国から訪れる。週末などには行列ができるほどだというからすごい。客層は、若い女性を中心にファミリーやカップル、なかには、ひとりでやってきてずっと小鳥を眺めている男性もいるらしい。
「鳥好きは、犬と違って散歩しないので、仲間ができにくいんですが、ここにくればコミュニティーができる。そういう場として使ってほしいですね」と川部さん。
なるほど。鳥に触ろうなんて、マニアックな趣味だと思って見に来たが、そう思っていたのは私だけだったのかもしれない。
最近、吉祥寺に2号店がオープンした。こちらは鳥が苦手な人でもなじみやすいブンチョウが中心になるそうだ。つまりは入門者向けということだろうか。私が通うなら、そっちからかな。
こんど平塚にいるお客様から御呼ばれされていまして^^
実は、駅のそばに「ふくろうカフェ」が出来たんで、一緒に行こうよ!!と
でかいワシミミズクもいるようなので。。。期待しています!!
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<ここから野鳥の写真>
三宅島の鳥見旅No25
今回は『ウミネコ(Black-Tailed Gull)』
三宅島のフェリー乗り場の波止場にたたずんでいました。
日本近海や極東地区での繁殖というほぼ固有種的なカモメですが、ここではそれほど多くはありませんが、こうして成鳥も見られたので、少しは繁殖しているのかな???
英名にもあるように「黒い尾のカモメ」。。。この写真では不明瞭でイマイチわかりにくいですが
尾羽に黒いバンドがあるカモメ。
クチバシの色もかなり特徴的で、海外からのバーダーには大変人気のあるカモメです。
そんなウミネコのたたずみを、記念写真的にパチリ♪
チドリ目カモメ科
学名 Larus crassirostris
和名 ウミネコ
英名 Black-tailed Gull
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。
