尊厳死の議論と法制化 | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

今回は尊厳死の法制化についての議論が進み始めたという記事を。。。



THE PAGE 1月27日(月)10時0分配信

 末期ガンなどに侵され、回復する可能性がない患者の意思に基づいて延命措置を施さない「尊厳死」を法制化する動きが出ています。超党派の国会議員でつくる「尊厳死法制化を考える議員連盟」は、患者が延命措置を望まない場合、医師が人工呼吸器を取り外すなど延命措置を中止しても法的責任を問わない「尊厳死法案」を、今の通常国会に議員立法で提出する方針です。尊厳死とは具体的にどのようなもので、どうして法制化する必要があるのでしょうか。

 尊厳死と似ている言葉に、「安楽死」があります。安楽死とは、肉体的・精神的苦痛から患者を解放するため、薬物投与などで人為的に死を早めることを言います。それに対し、尊厳死は、病などにより「不治かつ末期」になったときに、自分の意思で、死にゆく過程を引き延ばすだけに過
ぎない延命措置を中止し、人間としての尊厳を保ちながら死を迎えることを指します。


 わかりやすく言えば、第三者の意思が介在するのが「安楽死」、本人の意思に基づくのが「尊厳死」です。

 現在、日本には尊厳死について明確に規定した法律が存在しません。患者本人や家族の意向を受けて延命治療を中止した医師は「殺人罪」に問われる可能性があるため、医療現場では患者らが尊厳死を望んでもやむなく延命措置を続ける傾向が強いとされています。こうした事態を解消するため、尊厳死を法制化する動きが出ているわけです。

 東京新聞(1/12付)によると、「尊厳死法制化を考える議員連盟」が提出を予定している法案では、末期ガンなどに侵され、適切に治療しても患者が回復する見込みがなく、死期が間近と判定された状態を「終末期」と定義。15歳以上の患者が延命措置を望まないと書面で意思表示し、2人以上の医師が終末期と判定すれば尊厳死を認め、医師は刑事、民事、行政上の法的責任を問
われないと定めています。また、意思表示の撤回はいつでも可能とし、本人の意思が確認できない場合は「法律の適用外」としています。


尊厳死は、死生観に直接関わる問題だけに、法制化の動きには賛否両論があります。中日新聞(2012/11/27付)は、「生きていれば年金が入る、と自分たちに都合のいい延命を患者に強いている家族もいる。尊厳死法案は、自己決定による終末期医療を支援するもの」という、尊厳死法案の実現を求めている日本尊厳死協会東海支部の青木仁子支部長の声を伝えています。

 一方で、反対論も少なくありません。北海道新聞(2012/10/24付)は、「法案は死ぬ権利を認めるもの。医療提供を受けなければ生きられない社会的弱者に、死の自己決定を迫る危険性がある」という、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者らでつくる「日本ALS協会」の反対意見を伝えています。

 ほかにも、「人の死に国家が介入すべきではない」「延命措置の中止は命の軽視につながる」といった批判も強く、法案の成立は見通せない状況です。


この問題は深いです。

ですが、私個人がその尊厳死を求める本人という当事者としたならば

そこはまさに尊厳ある選択をしたいと考えますが。。。皆さんはいかがお考えですか?

脳死の問題も、今ではそこにルールが敷かれています。

その次として、この問題にルールを設けるということに進むのか?それとも反対意見が押し切るのか?難しいところですね。


この尊厳死と生命保険の関係、相続との関係、民法上の問題は色々からみそうですからね。

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<ここから自然の写真>

「ヒドリガモ」


カルガモ マガモ オシドリ 一部カワアイサやシノリガモなどは国内で繁殖するカモです。

今回ご紹介のヒドリガモは繁殖は海外、冬場の越冬地として日本を訪れるカモです。

日本で見られる多くのカモは、そうした冬鳥です。


その越冬先の地域差なのか?

それともただの個体差なのか?

混血度合いの差なのか?

このヒドリガモはかなり色合いの個体差の大きなカモなんです。


頭部と脇腹の色が異なるのですが

特に目立つのは、頭部の色合いです。


茶色が主体の子 緑が混じる子 鼻筋の淡いクリーム色の色合い(またはそれがない)

アメリカヒドリと思わず間違えそうな個体。。。などなど


ここの池にはヒドリガモが多いので

それらをまとめてみました。

同じ種ですか???的な差をご覧ください。


もっともポピュラーなタイプ

鼻筋の色がやや茶色味が強めですね

緑のアイシャドーが濃いもの(もっと濃い個体もいますね)

鼻筋の色が不明瞭に見えるほどの個体

アメリカヒドリの混血なんでしょうね~

だいぶアメヒの血が濃そうですね!!脇腹の色や模様もアメヒっぽいです。


比較的OKラインに近いアメリカヒドリ

(これはこの池じゃないところ、別場所での撮影です)

秋の終わりでしたからね~ まだちょっとエクリプスが残っているかな?

ただ脇腹が気になるな= まあそれだけ混血が多いということなんでしょうね~


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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。