このブログは弁護士&FP(お金の専門家)で,がんとうつ,高齢化問題に興味があるFPBが書いています。
迷惑メールに,「あなたは死にます」ってかかれていてむかついているFPベンゴシです
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さて,先週の土曜日,医師会主催の認知症講座に行ってきました。(最後に次回のパンフあります)
そこでのお話しです。
アルツハイマー病による認知症は,側頭葉内側部の海馬とよばれる記憶中枢がおかされるために,短期記憶に障害がでます。(海馬のミニ知識は最後の方に。ただし,気持ち悪いですので見たくない人は,パンフより下は見ないようにしてください)
なので,昔のことは覚えていても,最近のことは忘れます。
だから,昔のことは覚えていても,物忘れがあると思ったときは念のためアルツハイマーを疑ってください。
ただし,物忘れ=認知症ではありません。
物忘れ 老化と認知症の区別
<老化による物忘れ>
・出来事自体は忘れていない。
例えば,昨日の食事の内容は思い出せない。しかし,食事したことは覚えている。
・とっさに思い出せない
時間を掛けたりヒントを与えると思い出せる。
・物忘れの自覚症状がある
<認知症による物忘れ>
・出来事自体を忘れる。
食事の内容がわからないというレベルではなく,したこと自体を忘れる。
・出来事自体を覚えていないので,ヒントを与えても思い出せない。
・自覚(病気という意識)が低い
家族の方,周囲の方は,認知症か,老化かこれを一のヒントにされるといいでしょう。
池田学「認知症―専門医が語る診断・治療・ケア」
つぎに,「そうかぁ~」と思ったことです。
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これが,本ブログとたいへん関連することでございます。
講演した医師は,次の様に言っておりました。
「介護給付をすぐ受けられると思っている人がかなりいる」
介護保険による給付は,介護認定を受けないと利用できない,ということを知らない人が多いということです。

ん?それはこっちが悪いのか?まあいいや。
実は,この話,介護関係の話を聞きに行くと必ずといっていいほど聞きます。
それほど,現場の人は,そう思うことが多いと言うことでしょう。
やっぱり,FPとかで学んでいると,基本事項として教え込まれますので,かなり初期のレベルの知識のように思いがちです。
ですから,私なんかは「みんな知っているんじゃないか」と思ってしまうのですが,そうではない。
介護保険は,区市町村の介護認定を受ける必要があります。
(1)まず,役所の窓口で受付です。
(2)次に,職員による訪問調査があります(74項目の調査)
(3)訪問調査と並行して,主治医から意見書を取り寄せます。
(4)74項目の調査を点数化(スコア化)してコンピューターによる判定分析をします(いわゆる一時判定)。
(5)介護認定審査会が,機会による判定分析と医師の意見書を参考に,認定します(二次判定)。
(6)認定結果が通知されます。
(7)介護支援専門員(ケアマネジャー)が認定結果に基づいて,その人に必要なケアプランが作成されます。
(8)介護事業所と契約を締結するなどする。
(9)介護サービス利用開始
厚生労働省HP参照
これらの手順を経て,はじめて,介護保険適用のある介護サービスが受けられます。
(1)から(9)まではおおよそ1ヶ月から1ヶ月半くらいかかるということです。
なお,(5)の介護認定審査会は,札幌市では月2回開催されています。
完全にこまってから行動してもすぐにサービスを受けられず苦労します。
ですから,高齢化社会を生きる私たちはよく気がつくように学びましょうね。
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知らない人は搾取される。
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※海馬 タツノオトシゴを「海馬」と書きます。脳の海馬は,このタツノオトシゴに形がそっくりなので,「海馬」と名付けられたとのことです。写真で見ましたが,確かにタツノオトシゴにそっくりです。

緑のところが側頭葉部分です(出典ぜんぶわかる人体解剖図―系統別・部位別にわかりやすくビジュアル解説
。
(出典ウィキペディア)