このブログは弁護士&FP(お金の専門家)で,がんとうつ,高齢化問題に興味があるFPBが書いています。


迷惑メールに,「あなたは死にます」ってかかれていてむかついているFPベンゴシです
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

さて,先週の土曜日,医師会主催の認知症講座に行ってきました。(最後に次回のパンフあります)

そこでのお話しです。

アルツハイマー病による認知症は,側頭葉内側部の海馬とよばれる記憶中枢がおかされるために,短期記憶に障害がでます。海馬のミニ知識は最後の方に。ただし,気持ち悪いですので見たくない人は,パンフより下は見ないようにしてください

 なので,昔のことは覚えていても,最近のことは忘れます。

 だから,昔のことは覚えていても,物忘れがあると思ったときは念のためアルツハイマーを疑ってください。

 ただし,物忘れ=認知症ではありません。

物忘れ 老化と認知症の区別

<老化による物忘れ>
 ・出来事自体は忘れていない。
    例えば,昨日の食事の内容は思い出せない。しかし,食事したことは覚えている。

 ・とっさに思い出せない
    時間を掛けたりヒントを与えると思い出せる。

 ・物忘れの自覚症状がある


<認知症による物忘れ>
 ・出来事自体を忘れる。
    食事の内容がわからないというレベルではなく,したこと自体を忘れる。

 ・出来事自体を覚えていないので,ヒントを与えても思い出せない。
 
 ・自覚(病気という意識)が低い


 
家族の方,周囲の方は,認知症か,老化かこれを一のヒントにされるといいでしょう。

池田学「認知症―専門医が語る診断・治療・ケア」では,「「自ら物忘れを心配して,一人で病院に来られますし,こちらから尋ねなくても『若い頃に比べて物忘れがひどくなりました。アルツハイマー病かもしれません。MRIで脳の萎縮を調べてください」などと訴えてくる人は正常な物忘れの人だそうです。


つぎに,「そうかぁ~」と思ったことです。

+++++++++++++++++++

これが,本ブログとたいへん関連することでございます。

講演した医師は,次の様に言っておりました。

「介護給付をすぐ受けられると思っている人がかなりいる」

 介護保険による給付は,介護認定を受けないと利用できない,ということを知らない人が多いということです。 
$弁護士兼FPのお金と健康に関する「気づき」の話。-おしえてもらってないですよ
ん?それはこっちが悪いのか?まあいいや。

実は,この話,介護関係の話を聞きに行くと必ずといっていいほど聞きます。

それほど,現場の人は,そう思うことが多いと言うことでしょう。

やっぱり,FPとかで学んでいると,基本事項として教え込まれますので,かなり初期のレベルの知識のように思いがちです。

ですから,私なんかは「みんな知っているんじゃないか」と思ってしまうのですが,そうではない。

介護保険は,区市町村の介護認定を受ける必要があります。


(1)まず,役所の窓口で受付です。

(2)次に,職員による訪問調査があります(74項目の調査)

(3)訪問調査と並行して,主治医から意見書を取り寄せます。

(4)74項目の調査を点数化(スコア化)してコンピューターによる判定分析をします(いわゆる一時判定)。

(5)介護認定審査会が,機会による判定分析と医師の意見書を参考に,認定します(二次判定)。

(6)認定結果が通知されます。

(7)介護支援専門員(ケアマネジャー)が認定結果に基づいて,その人に必要なケアプランが作成されます。

(8)介護事業所と契約を締結するなどする。

(9)介護サービス利用開始


厚生労働省HP参照

これらの手順を経て,はじめて,介護保険適用のある介護サービスが受けられます。

(1)から(9)まではおおよそ1ヶ月から1ヶ月半くらいかかるということです。

なお,(5)の介護認定審査会は,札幌市では月2回開催されています。

完全にこまってから行動してもすぐにサービスを受けられず苦労します。

ですから,高齢化社会を生きる私たちはよく気がつくように学びましょうね。

【このブログの志し】
知識を持ってうまく生きてもらいたい。
知らない人は搾取される。
これは不公平だと思う。
だから発信します。


よろしければお願いします。
↓↓↓

人気ブログランキングへにほんブログ村 その他生活ブログへ
にほんブログ村
$弁護士兼FPのお金と健康に関する「気づき」の話。-医師会パンフ
※海馬 タツノオトシゴを「海馬」と書きます。脳の海馬は,このタツノオトシゴに形がそっくりなので,「海馬」と名付けられたとのことです。写真で見ましたが,確かにタツノオトシゴにそっくりです。
$弁護士兼FPのお金と健康に関する「気づき」の話。-脳の断面
緑のところが側頭葉部分です(出典ぜんぶわかる人体解剖図―系統別・部位別にわかりやすくビジュアル解説

$弁護士兼FPのお金と健康に関する「気づき」の話。-海馬(出典ウィキペディア)