このブログは弁護士&FP(お金の専門家)で,がんとうつ,高齢化問題に興味があるFPBが書いています。
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今読んでいる本ルポ 生活保護 (中公新書)
の一部です(注:強調などはFPBが勝手にしています)。

今回はこの文章を読んだ瞬間に思い出したことをお話しします。
どうか読んでください。
$弁護士兼FPのお金と健康に関する「気づき」の話。-むり
(゚_゚i)小学生の感想文のようにならないように努力しますのでお願いします。
$弁護士兼FPのお金と健康に関する「気づき」の話。-聞いてあげる
(゚_゚i)ありがとうございます。

======引用初め!========

離婚後,3年ほどは児童扶養手当をもらっていなかった。

そんな制度があるとは知らなかった。

知人に教えられて市役所へ行った。

そこで担当窓口の女性職員から離婚の理由を根掘り葉掘り聞かれた上で,強い口調で説教された。

「いくら国でこんな制度があるからと言って,そんな簡単にもらえると思ってるんじゃないよ」 

「あんたたちの勝手で離婚したのに,なんで国でお金を払わなきゃいけないの」。

薫さんは 「手当をもらえなくなったら困る」と,ぐっと文句を飲み込んだ。 

 こうして児童扶養手当を受け取るようになったが,
「役所は冷たい。もう絶対行きたくない」と思う。


 薫さんが生活保護を受けずに頑張る大きな理由の一つが,この時のいやな体験だ。
 

======引用終わり========

実にひどい話しですね\(*`∧´)/



・・・・・という話しではありません。

実は,このとき,わたくしは,

「怒り」を感じたのです。


そして,

この市役所の職員を「見返してやりたい」と思ったのです。

そこで,思いだしたのです。あの遠い記憶・・・・
$弁護士兼FPのお金と健康に関する「気づき」の話。-とおい記憶

この「怒り」とそれに続く,「見返してやる」という気持ちを生じたという出来事が,その後,わたしが弁護士へとなっていったことの萌芽であると思うのです。

私は実にプライドが高い。

自意識「異常」過剰であるように思います(おっ。韻を踏んでいるな)。

そのせいでありましょう。

上記の市職員のようなことをされるのが大変嫌いでして,やり返えして「ギャフン」と言わせないと気が済まない性格です。
$弁護士兼FPのお金と健康に関する「気づき」の話。-ぎゃふん
そのときは人間が変わっていることが自分でわかります。

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さて,ギャフンと言わせるためにはどうするか?

これは,きわめて単純です。

上記の役所職員は,自分の地位が,相手より高いからこういうことが出来るんです。

つまり,強者が,相手が反抗できない弱い立場にあることを知っていて,そういう立場を利用して弱者をいじめているわけです。

だから,それに対抗するには,強者よりもさらに強者になるのです。

+++++++++++++++

中学の頃,あの○○教諭を見返してやる,というのが私の人生の目的であった時期でありました。

中学生でしたので,出来ることはたかがしれています。いきなり教頭として登場するわけにはいかない。

なので,勉強をすることにしました。
$弁護士兼FPのお金と健康に関する「気づき」の話。-くそ

勉強できないと,まずいろいろと反論させる口実を相手に与えてしまうからです


私は中学2年生になった時点で「be動詞」がわからない学生でした。

 いきなり話が飛びますが,今日,アメリカマサチューセッツ州から日本を訪れた老婦人と一緒に昼食を取りました。彼女の言っていることの98%は直に理解できませんでしたが,通訳役をしてくれた友人(といっても老婦人で先輩ですが)を介して楽しく会話しました。

こうして,勉強をはじめたのでした。

このとき,たぶん人生ではじめて「努力すること」も勉強しました。

さて,そのおかげで,英語も成績がよくなり,中学のときは○○教諭を見返すことが出来ました。

再度話が飛びますが,その後,高校で私はまた英語をサボり,大学受験のときは偏差値39というアホに戻っていました。

このとき,はじめて,勉強することとはどういうことか,努力するということはどういうことか,を学びました。

努力と,勉強するという行為がどんなものなのかの訓練をしたのです。


+++++++++++++++++

実は,私は,弁護士となってからですが,

たまに,強い者いじめをします。

強い者いじめとは,弱い者いじめをしている強い者を,いじめることです。

弱い立場ある者をいじめるヤツを見るとむかつくのです。怒りが出てきます。

そのために私は「弁護士」であることをフル活用します。

非常に悪い性質です。

冷静なときにはやめたいと思います。

これは結局弱い者いじめですから。

弱者 < 強者 < 最強者 = 最弱者 < 弱者 < 強者 

で,すから。


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私にとって,「怒り」はかつて,私の人生に大きな影響を与えた原動力となったのでしたが,

今では,必ずしも,いい方向に働く力ではなくて,もてあましてしまいます。
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さて,最後に,ルポ 生活保護 (中公新書)に対する評価のひとつをご紹介し,すこし,評論しましょう。
これは,アマゾンでの評価で,☆ひとつの一番悪い評価です。

======引用初め!========

評者は多くの生活保護受給者を診てきたが、本当に良かったなぁと思えるのはほんの一握りでしかない。

多くは本人自身の責任、意欲の不足と思えるものだった。

病気を訴えるものは多いが、多くは自覚症状のみか、本人の怠惰や無責任によるものである。

あまりに同情的な論議が多いので著者の略歴を見て納得した。

さもありなんと思われる立場からの一方的見解である。

======引用終わり========

まあ,この「評者」もある程度の抑制がきいている,が,
$弁護士兼FPのお金と健康に関する「気づき」の話。-あえてこう申そう


「努力するということ」というものは,訓練が必要である,と。

「勉強するという態度,動作,それ自体」,行うのには訓練が必要なものである,と。


これは私の経験によれば,自然に出来るとは思われない。

努力するためには,努力というのはこうするのだよ,という一定の手ほどきが必要だと思う。

たしかに,怠惰,というものはあるだろう。

しかし,怠惰でない状態,にいるためには,一定の訓練の場と,手引きが必要だろう。

そもそも,これが施されない,訓練の場にたどり着かない,排除されている,という人がいるのではないだろうか。

その結果が,怠惰である,という場合があるのではないか?


人間,完全にみな平等,フラットな状態で,かつ完全なる自由意思で,怠惰と努力を選択しているものでもないだろう。

ルポ 生活保護 (中公新書)は,完全なる自由意思による怠惰を選択している場合ではなく,結果として怠惰とならざるを得ない場合にスポットを当てて,論じている本なのではないだろうか。

この本の狙いはそこではないか。

だから,上記評価は,妥当とはいえないのではないだろうか。


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