このブログは弁護士&FP(お金の専門家)で,がんとうつ,高齢化問題に興味があるFPBが書いています
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
FPBの思い
知恵は人を幸せにする。だから情報を発信します。
知恵は絆によって生まれます。だから人と人とを繋げたい。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
基礎年金って言葉ご存じですかな?
1月の「クイズマメ知識 厚生年金加入者は,国民年金に加入していない?」という記事で,自営業者も,会社員も公務員も全員国民年金には加入しているって話をしました。
まえの記事では,こんな図を書きました。

いわゆる1階部分の年金ってやつです。
これは,全国民共通の年金で,基礎部分になるからって感じで,「基礎年金」って言葉で呼んでいます。
実は,こんな制度になったのは,1985年(昭和60年)のことなんです。
その前はどうだったかというと,こうです。

全く分立していたんですね。
今みたいに,基礎部分を共有している訳ではなかった。
国民年金へは国民年金加入者(自営業者など)だけが支払う。
厚生年金へは厚生年金加入者(会社員)だけが支払う。
共済年金へは共済年金加入者だけが支払う。
これを基礎部分を共通化,年金を一元化しようって建前で,基礎年金を作りました。
その基礎に,厚生年金加入者と共済年金加入者は,その支払った保険料に応じて,2階部分を受け取れますよってことにした。
こうして,今の,1階基礎年金,2階厚生年金・共済年金という制度が出来ました。

国民年金加入者は,基礎年金だけで,それ以上の上積みがほしい場合は,任意加入の国民年金基金などに加入するってことにした。
+++++++++++++++++
さて,上の図,なんで高さが違うかというと,高さは給付額の大きさを示しているんですね。
基礎年金は一番給付額が低い。
厚生年金は,まあ,所得に応じてですが,基礎年金より高い。
共済年金は,厚生年金よりも2割ほど高くなっていました。
どうしてか?
それは,積み立てていた保険料,つまり,徴収されていた保険料が全く違うからです(今は賦課方式ですが,昔は積立だったし)。
国民年金加入者は自営業者とかで,零細も多かったので,あまり高い保険料を設定できなかったんです。
+++++++++++++++++
さて,分立しているときに,年金を一元化して,みな平等に支払うって言ったら厚生年金と共済年金加入者は怒り狂いますよね。
自分たちが支払った額が違うんだから。
実際,昭和60年以前から,厚生年金と共済年金は統合しようという試みがなされていましたが,財政的に豊かな共済年金がこれを拒絶してきたという事実もあります。
さて,皆さんご存じのとおり,国民年金は事実上,強制徴収されません。
払わなければもらえないよ,ってことだけで,事実上,任意加入状態だったわけです。
そのため,未納問題が当初よりありました(今も引きずっています)。
こういう理由もあり,国民年金は非常に財政基盤が弱かったんです。
そこで,用いられたのが,年金の一元化の名目で導入された基礎年金です。
一元化することにより,厚生年金と共済年金から,基礎年金部分の金を引っ張ってこれるんです。
しかし,ただ,引っ張ってくると,国民年金の救済を人の金で行うことがあからさまですし,絶対反対,ってことになるので,基礎年金に国庫負担を入れることにしました。
国も負担するから許してね(。-人-。)ってことです。
こうして,基礎年金の財源は,保険料と国庫負担の2本立てになりました
しかし,気づいてほしいのですが,国庫負担とは税金から捻出することです。

な~んだ。
支払うの自分たちじゃん(@ ̄Д ̄@;)
さて,今日のニュースです。
日本経済新聞2012/04/16朝刊より

現在の我が政府は,基礎年金の国庫負担分50%を維持できなくなっているのです。
積立でない賦課方式の年金給付のためのお金をなんと借金で調達しようとしています。
借金ということは,現役世代ではなく,将来世代に負担させようと言うことです。
さてさて,これが健全な年金制度かみんなで考えよう。
【このブログの志し】
知識を持ってうまく生きてもらいたい。
知らない人は搾取される。
これは不公平だと思う。だから発信します。
FPB強み
内省 :私は考えることが好きです。頭脳活動を好みます。
原点思考:私はいつも原点に戻ります。
目標思考:何処に向かっているかを常に自問し,明確な行き先を考えます。
収集心 :情報を集め,整理し,充実させるのを好みます。
よろしければお願いします。
↓↓↓

人気ブログランキングへ

がん・腫瘍 ブログランキングへ

にほんブログ村
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
FPBの思い
知恵は人を幸せにする。だから情報を発信します。
知恵は絆によって生まれます。だから人と人とを繋げたい。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
基礎年金って言葉ご存じですかな?
1月の「クイズマメ知識 厚生年金加入者は,国民年金に加入していない?」という記事で,自営業者も,会社員も公務員も全員国民年金には加入しているって話をしました。
まえの記事では,こんな図を書きました。

いわゆる1階部分の年金ってやつです。
これは,全国民共通の年金で,基礎部分になるからって感じで,「基礎年金」って言葉で呼んでいます。
実は,こんな制度になったのは,1985年(昭和60年)のことなんです。
その前はどうだったかというと,こうです。

全く分立していたんですね。
今みたいに,基礎部分を共有している訳ではなかった。
国民年金へは国民年金加入者(自営業者など)だけが支払う。
厚生年金へは厚生年金加入者(会社員)だけが支払う。
共済年金へは共済年金加入者だけが支払う。
これを基礎部分を共通化,年金を一元化しようって建前で,基礎年金を作りました。
その基礎に,厚生年金加入者と共済年金加入者は,その支払った保険料に応じて,2階部分を受け取れますよってことにした。
こうして,今の,1階基礎年金,2階厚生年金・共済年金という制度が出来ました。

国民年金加入者は,基礎年金だけで,それ以上の上積みがほしい場合は,任意加入の国民年金基金などに加入するってことにした。
+++++++++++++++++
さて,上の図,なんで高さが違うかというと,高さは給付額の大きさを示しているんですね。
基礎年金は一番給付額が低い。
厚生年金は,まあ,所得に応じてですが,基礎年金より高い。
共済年金は,厚生年金よりも2割ほど高くなっていました。
どうしてか?
それは,積み立てていた保険料,つまり,徴収されていた保険料が全く違うからです(今は賦課方式ですが,昔は積立だったし)。
国民年金加入者は自営業者とかで,零細も多かったので,あまり高い保険料を設定できなかったんです。
+++++++++++++++++
さて,分立しているときに,年金を一元化して,みな平等に支払うって言ったら厚生年金と共済年金加入者は怒り狂いますよね。
自分たちが支払った額が違うんだから。
実際,昭和60年以前から,厚生年金と共済年金は統合しようという試みがなされていましたが,財政的に豊かな共済年金がこれを拒絶してきたという事実もあります。
さて,皆さんご存じのとおり,国民年金は事実上,強制徴収されません。
払わなければもらえないよ,ってことだけで,事実上,任意加入状態だったわけです。
そのため,未納問題が当初よりありました(今も引きずっています)。
こういう理由もあり,国民年金は非常に財政基盤が弱かったんです。
そこで,用いられたのが,年金の一元化の名目で導入された基礎年金です。
一元化することにより,厚生年金と共済年金から,基礎年金部分の金を引っ張ってこれるんです。
しかし,ただ,引っ張ってくると,国民年金の救済を人の金で行うことがあからさまですし,絶対反対,ってことになるので,基礎年金に国庫負担を入れることにしました。
国も負担するから許してね(。-人-。)ってことです。
こうして,基礎年金の財源は,保険料と国庫負担の2本立てになりました
しかし,気づいてほしいのですが,国庫負担とは税金から捻出することです。

な~んだ。
支払うの自分たちじゃん(@ ̄Д ̄@;)
さて,今日のニュースです。
日本経済新聞2012/04/16朝刊より

現在の我が政府は,基礎年金の国庫負担分50%を維持できなくなっているのです。
積立でない賦課方式の年金給付のためのお金をなんと借金で調達しようとしています。
借金ということは,現役世代ではなく,将来世代に負担させようと言うことです。
さてさて,これが健全な年金制度かみんなで考えよう。
【このブログの志し】
知識を持ってうまく生きてもらいたい。
知らない人は搾取される。
これは不公平だと思う。だから発信します。
FPB強み
内省 :私は考えることが好きです。頭脳活動を好みます。
原点思考:私はいつも原点に戻ります。
目標思考:何処に向かっているかを常に自問し,明確な行き先を考えます。
収集心 :情報を集め,整理し,充実させるのを好みます。
よろしければお願いします。
↓↓↓
人気ブログランキングへ
がん・腫瘍 ブログランキングへ
にほんブログ村