まえに,生命保険の保険料計算について書きました。その関連です。

大数の原則とは,母集団が大きくなればなるほど偶然に支配される余地が少なくなり,ある事象の発生する割合が一定してくるという数学上の原理です。

 たとえば,サイコロを転がす場合。転がす回数が少ないと,出る目の割合にかなりばらつきがあります。
しかし,これが回数が多くなると,出る目の割合が6分の1(16.6%)に近づいていき,ほとんどぶれなくなるのです

 さて,大数の原則は,生命保険料の算定の前提なる原理です。

 生命保険の場合,たとえば40歳の死亡率が仮に1.5%だとすると,40歳の人の加入者が多くなればなるほど,死亡率1.5%を前提に保険料を計算できることになります。
 しかし,
 加入者が少なければ,1.5%からかなりぶれ,ある年は40歳加入者の15%が死亡するなどとなると,1.5%で計算する保険料の10倍の資金を用意しておかないといけなくなってしまいます。

生命保険は,死亡確率の安定のために,多数の加入者を必要とする制度なのです。



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