CFP試験合格後からCFP認定までの工程(エントリー研修、3年の実務経験、CFP認定など) | FP754のCFP試験&1級FP試験独学合格対策ブログ

CFP試験合格後からCFP認定までの工程(エントリー研修、3年の実務経験、CFP認定など)

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマでありますCFP試験。
 

次回6月試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

本日企画ものです。
CFP試験合格後からCFP認定を受けるまでの工程についてご紹介したいと思います。



【CFP試験合格後からCFP認定までの工程】

【CFPエントリー研修】

先日から、昨年11月のCFP試験に見事合格されたお二人から、CFPエントリー研修のテキストが届いたというコメントを頂きました。
CFP試験に合格しても、すぐにCFPに認定されるわけではなく、いくつかの工程を踏まなければなりません。

CFP試験に全課目合格すると、次は合格者全員に課せられるCFPエントリー研修があります。
そのCFPエントリー研修は、通信研修と集合研修から成り、通信研修では与えられた課題を事前に提出するわけですが、ここで与えられた課題内容は、合格者の皆さんが次に受験すると思われる今年9月の1級FP技能検定試験の論述問題テーマと、少なからず相関関係があると独自に分析していますので、通信課題の中でも、特に論述課題はチェックしておいてください


そして、直近ですと、おそらく3月に行われる集合研修を1日受講します。
この集合研修は、講義と相談実務のロールプレイングから成り、特にロールプレイングは、日頃そういう業務に携わったことがない方にとっては初めての体験で、結構テンパッて、焦ってしまい、頭が真っ白になってしまう方もいれば、日頃から同種の業務に携わっていることで、流れるような相談対応を披露される方もいるようです。
この集合研修は、これまで頂いた感想を見る限り、受講された皆さん全員が「受講して良かった」と述べられていますので、有意義な体験になると思います。

【3年間の実務経験】

次に、3年間の実務経験を満たすことが必要ですが、ここでお伝えしておきたいことがあります。
まず、3年間の実務経験についてですが、CFP資格を取得しようという方は、通常、金融関係にお勤めの方が多いので、そういう方は問題なく認められますが、中には、現在の仕事では3年間の実務経験として認められない、もしくは認められるか半信半疑という方もいらっしゃると思います。
そういう方は、ダメ元でも、こじつけでもかまわないので、とにかく3年間の実務経験を満たすべく申請してください。
というのも、この3年間の実務経験の判定はかなり甘目で、結構、幅広く適用を認めてくれる傾向にあるからです。
仮に、この3年間の実務経験を満たさなければ、更にみなし実務研修を受講しなければなりませんが、これが結構バカにならない出費となります。
具体的な金額としては、研修だけで18万円、更に基本的に大都市(ほぼ東京。FPジャーナル巻末の一覧表を確認)でしか研修を行なっていませんので、地方にお住まいの方は、交通費や宿泊費も追加で考えなければなりません。
※最近の情報はあまり確認していませんので、不確定情報として認識してください。今一度各自で確認してください。
研修自体は基本的に有意義な内容であるようですが、以前受講された方の感想では、多少、内容にばらつきも見られました。
ということで、できるなら3年間の実務経験を満たすべく行動した方が得策です。

CFP認定

3年間の実務経験を満たすことになれば、次は、誓約書などの必要書類を提出して、晴れてCFP認定されるわけですが、ここでもお伝えしておきたいことがあります。
それは、書類提出から更に数ヶ月待たされるということです。
多分、現在もこのスケジュールだと思いますが、、6月試験で合格された方は翌年2月1日、11月試験で合格された方は翌年7月1日が認定日です。
ということで、すぐにCFPを名乗りたくても名乗れないということになりますが、そこまで待てば、晴れてCFP認定となります。

【1級FP技能検定試験】

今回11月試験(平成24年度第2回試験)に合格された方は、今年の6月試験(平成25年度第1回試験)に全課目合格される方とともに、9月に実施される1級FP技能検定試験(実技)の受験資格が与えられます。
国際資格のCFPとともに、国家資格の1級FP技能士のダブル資格を保有すべく、受験される方がほとんどだと思います。
ちなみに、1級FP試験は、平成24年度の合格率94.6%が示すとおり、CFP試験と比較すると、かなり難易度が下がり、2級FP試験に毛が生えた程度ですが、1級FP試験特有の論述試験があります。
また、1級FP試験は、日本FP協会と金財の2つ機関が試験を実施しており、前者はライフプラン主体の筆記のみで、難易度は易、後者はタックス、相続などが主体の筆記で難易度はやや難、それに独自の面接試験があります。
※それぞれの受験資格や優遇措置などは、それぞれのHPをご参照ください。
通常、CFP試験に合格された場合は日本FP協会の実施する1級FP試験を受験するものですが、中には、会社の事情で金財を指定された方、もしくは過去には両方を受験して合格された強者もいらっしゃいました。

【最後にひとこと】

当ブログでは、CFP試験だけではなくて、エントリー研修や1級FP試験についてもテーマを設けて、関連記事を掲載していますので、そちらもご参照ください。