ちょっとついでに事故の話
久しぶりにブログを更新したら、ついつい他にもネタがあったことを思い出したりして(^^;
珍しく連続更新したりしてみます(笑)
何がネタかっていうと、つい最近、追突事故に遭いまして・・・
それも玉突きの真ん中という。
とりあえず物損の方は早々に解決したので、そのお話でも。
ちなみにその時乗ってたのは10年落ちのホンダFIT。
かつて自分もだいぶ扱いましたので、かなり思い入れもあります。
最近は3代目が登場して、結構評判も良い様ですね。
ただ、新しい車は機能性能はかなり良いのですが、いかんせんデザインが・・・
って車の話じゃなくて。
玉突きで前後損傷。
車を確認すると、一目で全損・・・
ちなみにその場でざっと概算修理額を計算してみたら、その後相手の保険会社のアジャスターの見積もりと1万円しか違わなかった。
昔とったナントカじゃないけど、未だにそっちも衰えてないことに変な自信持ったりして(笑)
っとまた話ズレた(^^;
全損ってことは修理代が車の評価額を越えるってことで、当然直すより買い替えということに。
ところが10年落ちの車ではありますが、その車は最近買ったばかりだったりしたのですよ。
まぁ元通り、もしくは同等の車を用意してくれれば、仕事用の足なんでそんなに文句も無かったのですが・・・
お相手の保険会社の提示してきたお話は・・・
「10年前の車なので、新車価格の1/10って言いたいのですが、まぁ20万円でいかがでしょう?」
ちなみに数ヶ月前の購入時、その数倍の金額を車屋さんにお支払いしてます。
同等の車を買いなおすにしろ、到底足りない。
ちなみに自分の車両保険だって40万円で入ってます。
ところが、お相手さんは提示額がいかに正当であるかを訴えてくるわけですね。
「一応レッドブックに拠りますとですね・・・」
普通のお客さんなら泣き寝入りってところかもしれません。
まぁ損保は最近支払いが結構シブいとは聞いていましたけど。
ですが、こちとら元車のプロ。
同じような事故のお客様対応は数え切れないくらい経験してます。
そして保険も当然プロ(笑)
こういう場合の対処はどうすれば良いか十分に心得てますし、相手さんの対応にスイッチが入っちゃったわけです。
向こうの言い分を丁寧に論破し、結果ほぼコチラの言いなり状態で示談と相成りました(^^)v
当然1円たりとも損はしておりません。
で、これも時間かけて延々駄々こねたわけじゃなく、解決までに要した時間はトータルでも1時間くらい。
事故から5営業日後には示談成立。
まぁこんなモンかと思いつつ、思い出したのが以前FPさんたちが集まって自動車保険の設計をしたりしてたイベント。
彼らが同じような状況になったら、一体どうしたんだろうね?
「車両保険は新車から3年はつけておく」とか「評価額一杯に入っても、使わなかったら損」とか、「事故を起こしたらそのまま廃車にするので必要ない」とか・・・
実際に経験したことが無い方々って「アホちゃうか?」ってことを平然と言ってのけます(笑)
今回のケースなんて自分には全く責任無しですが、場合によっては事故のもらい損ってことになりますよね。
実際同様のケースではそういう方が多いですし。
でも、自動車事故って車に乗ってると、ほとんど日常的に起こることです。
その、現場を知らないFPさんたちの考え方を参考にした日にゃ損をしたくない」って言ってる方が、実際にコトが起きると損をするということになり兼ねませんよ。
ちなみに「人身傷害保険をつけるから搭乗者傷害は要らない」なんて意見もありますが、今回のように相手の対人を使う場合でも、搭乗者傷害からも支払いが受けられたりします。
それでも不足する分は人身傷害からの支払いになりますけど。
つまり支払われる保険金が違うってことです。
治療費出してもらって終わりじゃ、実際には損害に対する補償としては不十分ですよ。
なぜなら、怪我の治療以外に目に見えないものを結構失ってますからね。
今回のようなケースだと、車が新しかろうが古かろうが、受けた損害はキッチリ回復させる必要はあるでしょ?
日ごろ目先の数百円、数千円を損だの得だのと言ってる方々が、いざコトが起こって数万円~数十万円単位の損失をスルーできるんですかね~?
そこがすっごい不思議なんですけど(爆)
机上論が間違ってるとは決して言いませんが、実際に現場で起こってることは教科書通りではありません。
その現実にどう対応するのかがプロの仕事だと思うのですが、いかがでしょ?
で、やっぱりいつもの結論。
「知らないってことが最大の損」だよな~