日銀政策決定会合 | 保険屋FPひろのお金の教室

日銀政策決定会合

こんにちは。横浜のFPひろです。


なんか気づけば10月も最終日。

毎日ボーっと過ごしているような、慌しいような・・・


普段はお酒と美味いモノの話題中心のFacebookでも、ちょっとマジメに政治の話なんかしたりして・・・

要はいつもの自分らしくないって感じ。

なのですが、マジメな話題ついでに(笑)


ちょいと数日遡ること、今月の27日に日銀の金融政策決定会合が開かれました。

なにせここのところ円=ドルが75円台という最高値を更新中だったり、いろいろと気を揉むことばかり。

政府と日銀がどう動くのか?一応気にしてはいたんですよね。
(どうせ何もしないとは思ってますが)

で、その政策決定会合、5兆円の追加金融緩和と13年度いっぱいまで現在の政策金利(つまりぶっちゃけゼロ金利)を継続することが決まったようです。


ってたったこれだけ?

政府も日銀も全く仕事してないよな~と思っちゃいますが・・・


なにせこれじゃ~デフレは全く止められないし、円高にも歯止めはかからないでしょう。

ですが、これで向こう2年半~3年は金利も上がらないということがハッキリしましたね。


ってこの流れ・・・また住宅ローンの話か?って思うでしょ?

その通りなんですが(笑)


なにせ長期金利は抑える、政策金利も上げないってのが日銀の方針。

これだけじゃ景気を回復するには全然不足だけど、それを僕らが文句言ったところで何も変わらないんで、この流れで世の中がどうなるのか対応策を考えるわけです。

今後数年はデフレからの脱却は全く望めない、景気が回復する材料は全く見当たらない。

であるならば、今金利が上がる心配なんてするのは全くナンセンス。


この状況の中で「金利が上がったらアブナイ」なんて言ってる人は、金融も経済も全くわかってないんで鼻で笑ってやった方が良いですよ(笑)

っていうかここ10年間、そう言い続けてる人たちですね。

こういう方々は相手にする必要無いです。


あ・・・そういえば国内大手の生保も予定利率引き下げに動きましたね。


つまりそういうことなんです。


ある意味能力が不足している専門家を見分けるには良いタイミングかもしれませんが(爆)


金利が上がるかどうかは、政府と日銀がどんな政策を打ち出すかを見ていればわかります。

しかし、おそらく現政権が続く限り今の状況は変わらないでしょうね。

つまり金利は上がらないんです。少なくとも今後3年は。

2年後、また政権が変わって政策が変われば、また状況は変わるでしょうが。


まぁ、今の政府はそれ以外にも年金支給開始年齢の引き上げだとか、全く余計なことばかりやりまくってるんで、自分の未来を守る為にも今のうちからしっかり備えていかなくちゃです。

そのためにも、より良い情報と正しい知識は必要ですよ。