実際に入院したらいくらかかるのか?
こんにちは。横浜のFPひろです。
更新が滞っているにも拘らず、毎日検索からアクセスしていただく方が絶えないのは本当にありがたいことですね(^^;
アクセスしていただけるキーワードは様々ですが、やはり住宅ローンと保険が圧倒的に多いです。
その中で、今回は医療保険について少し書いてみます。
貯蓄があれば医療保険は必要無いとか、高額療養費があるから医療保険は必要無いといった意見がありますね。その事に対する僕の考えは何度も書いてますが、今回ご紹介する事例を読んでよく考えていただければと思います。
特にこれからお子さんをと考えてる女性には参考になると思いますよ。
妊娠、出産は病気ではありませんが、実は妊娠異常、切迫流産などは結構多く見られます。
そして入院となった場合、長期化する傾向もあったりします。
僕の後輩の奥さんがちょうど切迫早産で入院中ですが、既に2ヶ月が経過しました。
そしてどのくらいの費用がかかっているのかと言うと・・・高額療養費制度が適用されても窓口での請求は9万円弱。それ以外に入院中の食費、リネン代、妊婦検診費用その他お見舞いにかかる費用まで入れると12万円超。
幸い組合健保の上限負担が2万5千円なので、入院費用に関しては2ヵ月で5万円になりますが、それでも自己負担分と合わせると30万円程度の支出になります。
医療保険の給付金が無ければ全額自己負担です。
高額療養費があるので医療保険が不要なんて方は、こういった現実を全く知らないといか言えませんね。
貯蓄で対応するといっても、いくら準備があれば良いのでしょうか?
また、医療保険の保険料分を貯蓄しておけば医療保険は要らないなんて方もいらっしゃいますが、月々数千円の貯蓄で治療費を賄えるようになるには何年分になるでしょう?
お金が貯まるまで入院する事が無いという保証があるなら別ですが、病気や怪我は突発的に発生します。十分なお金が貯まる以前にそうなってしまったらどうするのでしょう?
医療保険は要らないという人にぜひ教えていただきたいもんです(笑)
貯蓄があれば医療保険は要らないなんて言えるのは、使い道を問わずに使えるお金が十分に手元にあって、何が起こっても経済的なダメージを受けない人だけですよ。
そう考えると医療保険は不要なんて言えないのではないかと思いますが、あなたはどう思われますか?
例えば一家の大黒柱であれば、もし入院したとするとその間の収入の減少まで考えなければなりません。
こういった現実を知れば、医療保険は治療費の為の保険ではないと言う意味がお分かりいただけると思います。
ただ、ひとくちに医療保険と言ってもいろんなタイプがありますよね。
どんな時にいくら受取ることが出来るのか?そしてその保障期間は?今入っている保険はあなたのニーズに応えてくれますか?
そういったことを一度ご確認いただければと思います。
その上で内容がわからなかったり、自分に合う保険は何かを知りたい方はご相談ください。
保険に関するお問い合わせは
financialprotection@hotmail.co.jp まで。
ご相談いただいたからと言って相談料をいただいたり、僕がおススメする保険に入らなくてはならないという事はありませんのでお気軽にどうぞ(笑)
