葬儀の費用
こんにちは。横浜のFPひろです。
新聞記事で見かけたネタ。
葬儀 進む簡素化
ちょっと前までは葬儀屋さんって儲かってるとかそんなイメージを持ってませんでした?
実際にそんな状況になるとどうして良いかわからず、かと言って準備に時間をかけることも出来ませんしね。
今はいろんな情報が簡単に手に入るようになって、今まで結構言われるがままに払っていた事に気づく人も増えてきたのでしょう。
葬儀費用が年々下がってきてるようです。
さらに、亡くなった家族をどう送り出すかという考え方にも変化が起こっているようで、葬儀の形式も多様化しています。
葬儀をどんな形で行うかによってもだいぶ違いがあるようですね。
僕の仕事にも密接に関わる問題ですし、それによっては保険の考え方にも変化が生じますので、やっぱり気になる問題ですね。
その記事によると、葬儀費用を故人の預貯金で賄ったというのは6割。
詳細は書かれてませんでしたが、保険もココに入るものだと思います。
あとは家族の預貯金。
最近は葬儀そのものを行わないと言うケースもあるようですね。
それが経済的な理由からか、人としてのコミュニケーションのあり方の変化からかはハッキリしませんが。
実際に僕の先輩に葬儀屋さんがいるので、自分の葬儀の見積もりをしてもらった事があります。
それによると、葬儀社の費用は85万円。
お寺に関しては戒名によって30~100万円。
会葬者の接待費で約40~50万円。
なので200万円くらいで十分なお葬式が出せるようです。
後は遺された家族がどのように思うのか・・・
意外と適当に扱われたりして(爆)
まぁ日頃から考えるような事ではないのかもしれませんが、保険の見直しをする際の参考までに。
ちなみに葬儀費用総額の平均・・・242万3千円
内、葬儀社への支払・・・124万円
お寺に要した費用(戒名料等)・・・52万6千円
会葬者への接待費・・・65万7千円
だそうです。
こうなってくると、死亡時整理資金というのも今後必要額が少なくて済むので、終身保険の必要性は少なくなってくるかもしれませんね。
家族葬もだいぶ増えて、今では全体の約半分。
少し前までは家族葬なんてあまり聞かなかったんですけどね。
これも時代の流れなのかな?
ただ、故人の社会との関わりって意外に家族が知らなかったりするんですよね。
僕も品川区の民生委員だった祖母が亡くなった時、全く見知らぬ参列者がとても多くて驚いたことがあります。
家族から見ればただのお婆ちゃんだったんですけどね。
ただ、最近はお葬式なんて必要無いなんて言う方もいらっしゃいますが、生前の故人を皆で偲ぶというのはやっぱり大切な事。
記事を読みながらふと考えてしまいました。