固定金利はリスクが無いという思い込み
こんにちは。横浜のFPひろです。
長期金利が1%を切ってしまい、住宅ローン金利も来月からどうなるか注目してますが、金利は上昇どころか下降の可能性が高くなってますよね。
なかなか景気も回復しそうにありませんが、一体いつまでこんな状況なんでしょう(泣)
ところで、住宅ローンと言えばいつも話題になるのが金利。
どんな金利タイプを選ぼうが個人の勝手と言えばそれまでなので、何を選んだって良いとは思いますが、それでも少なくともマトモな知識と情報を持った上で判断してもらいたいとは思います。
これだけ低金利が続くと、金利上昇を心配する気持ちもわからなくは無いのですが・・・
しかし、それも金利が決まる仕組みをわかっていればさほど気にするコトではありません。
なのに
変動金利は金利が変わるからリスクがあって、固定金利はその心配がないからリスクが無い。
いまだにこんなコトを言ってるFPや専門家の方が多いのが気になります。
どうも住宅ローンにおけるリスクって金利上昇しか考えられないみたいですね。
ハッキリ言いますがアホです。
そういえば先月もテレビで●永●朗氏が住宅ローンについて話してたみたいですね。
しかしそこで話した内容を聞いて素人以下としか思えませんでしたよ。
あの方は公共の場でこの手の話はしない方が良いみたいですね。
何もわかって無いコトを晒すようなモンです。
専門家でもなんでもない、バラエティタレントですね。
まぁそれは置いといて、住宅ローンにおけるリスクの話です。
確かに変動金利は金利が決まっていません。上がったり下がったりするものです。
しかしそれは本当にリスクなのか?という事ですよ。
もっと本質的なところを考えた方が良いです。
そこをスルーしてるから金利が変動しないことをリスクが無いなんて言っちゃったりするんです。
意識しなければならないのは金利では無く元金と利息
前にも言ってますが、返済額の上昇を避ける為に、金利の影響を受けやすい借入当初に高い金利を選択するのも十分にリスクだと思いますよ。
結局は『将来の返済額の上昇を許容する代わりに借入当初の利息負担を少なくする』のと『将来の返済額の上昇を回避する代わりに借入当初の利息負担を多くする』という違いですから、どちらを選ぶのか?というだけです。
金利だけしか見てないから本質的なところを間違える。
思い込みってコワいですね~
住宅ローンに関してもっと知りたい方は前回の記事
を参考にしてくださいませ。