報道が伝えない本当のこと【食料自給率40%の嘘】
横浜のFPひろです。
日頃から仲良くしてるまりーがこんな記事 を書いたのですが、ちょうどそのあたりのことを記事にしようとしてた矢先だったので、僕も便乗していくつか書いちゃおうと思います。
(書くネタに困ってなんてそんなこと・・・ありますけどww)
って言うか先週の勉強会でご一緒した方にこの話をしたら結構ウケたので、それなら記事にしようと思ってたところなのです。
で、早速ですが農業問題。
食料自給率40%
良く報道で言われていることです。
これってホントだと思います?
だとしたら数字のマジックにすっかり騙されてますよ。
え?何が?
それではお答えしましょう(笑)
農水省が発表する食料自給率の計算方法はカロリーベース。
これってどういうことかというと・・・
国民1人1日当りの食料の国産熱量を国民1人1日あたりの食料の供給熱量で割ったものです。
さらに畜産物などは餌まで含めて全て国産でなければ国産畜産物と認めません。
例えば豚や牛などの畜産物は、実際に国内で飼育されたものであっても、餌が外国産であると国産とは認めないといったおかしなことが起こっているのです。
また、全供給量の中には廃棄された食料まで含まれているんです。
つまり意図的に、無理やり自給率を低くするように計算をしているのですよ。
ちなみにカロリーベースで自給率計算しているのは世界中で日本と韓国の2カ国しかありません。
生産額ベースでカウントすると、食料自給率はなんと60~70%もありますし、日本は実は農業生産高では世界第5位なのですよ。
この話をすると皆さんビックリしますけどね。
大体自給率が本当にそんなに低ければ減反などしないでしょ?
なのに農家の個別所得保障制度など、減反しなければ受取れないなんて馬鹿馬鹿しい政策を行ってるんですから・・・
農家にカネをやるから作るな!って言ってるんですよね。
これは減反してお米の消費を下げた分、アメリカから小麦を買うように誘導しているんですけどね。
ちなみにオーストラリアが捕鯨反対なのは自国の牛肉を売りたいからです。
ちょっと話が逸れましたが、農水省が何故わざわざこんなコトをしているのかと言うと・・・
マトモな事を発表すると農水省の人員は要らなくなってしまうし、予算も確保できなくなると言う省益のためでしかありません。
そしてそれを何の検証もしないで垂れ流してるのはマスコミ。
報道機関だなんて言えませんよね。
もし本当に農水省の発表を信じてるとしたら完全に思考停止状態ですし、わかっていてそんな報道してるのであればもはや犯罪です。
世の中の為には全く役に立たない連中であるどころか害悪でしかありません。
っとマスコミ不要論じゃなかったですね(笑)
でも、身の周りに溢れている情報がいかにいい加減かは良くわかると思います。
こんなコトはまだまだたくさんありますよ。
例えば皆さんが気になってるであろう●●なども。
それはまた別に書きますね。