資産家にも保険は必要です | 保険屋FPひろのお金の教室

資産家にも保険は必要です

こんにちは。横浜のFPひろです。


愛車が調子悪くて入院中。

代わりに借りた車が面白くて、用も無いのにそこらじゅうを走り回ってます(笑)


お金の専門家と一緒に考える 人生をもっと楽しく生きる方法

久しぶりに運転するミニ。しかもクーパー!

誰ですか?でっかい体してそんな小さい車になんて笑ってるのは?

(でもかなり目立つみたいで、ウチにアチコチで目撃談が報告されてます・・・悪いことは出来ませんね~ww)

しかしすっかり気分は『シティハンター』の冴羽遼なのは内緒です(爆)


久しぶりのマニュアル車、しかもゴーカートの様な運転感覚に年甲斐も無くエキサイトしてます(笑)


って前置きが長すぎ(汗)


今日はちょっと保険の使い方のお話を。


一般的に生命保険に加入するのは、万が一の時、家族の生活を経済的に支える為という理解が多いと思います。

これは言い換えると、万が一が起こってもお金に困らない状況を確保しておく為の準備とも言えます。


なので、資産家のように万が一が起こった場合にも経済的にダメージが発生しないということであれば、遺族の為の保障は必要無いと言えますね。


では、資産家と呼ばれる方々には保険は必要無いのでしょうか?


今回のお話はここ。


一般に資産家と言われても、その資産の内容というのは様々。


金融資産をたくさん持っているのか?それとも事業で成功して会社という資産を持っているのか?先祖代々の不動産があるのか?


資産家の場合、保険を使うのは資産を守る為。

どのような資産を保有してるかによって考える対策は様々です。

例えば相続資産を圧縮したり、相続税の納税準備だったり、資産を分割させる為の手段であったり・・・

資産家には資産家ならではの悩みがあるのです。

そして資産家には資産家の保険の使い方というものも。


実は僕が暮らす地域は地主さんが多いんです。

同じ町内で顔見知りの方も多いのですが、やはりご年配の方は頑固な傾向が強くって。


相続と言う言葉に過剰反応する方ばかり。

しかし、ここ数年実際に相続が発生するコトが多く、所有していた土地を切り売りするような事態に。


神奈川県内でも利便性が高い地区なので土地の価格が結構高く、不動産以外の資産が少ない為、相続税を納税する為に土地を手放さなければならない・・・


こんな場合には保険はかなり便利なのですが、大抵このような方々は保険嫌い。

僕を含め、近所には保険に携わる方も多いのですが、その話になると全く聞く耳を閉ざしてしまうので、地元の代理店さんなんかとも『もう少し話を聞いてくれてたら・・・』とか『自分達の力不足のせいでわかってもらえなかった』なんて話をしたりしてます。


っと話したいのはそこじゃなかった(汗)


不動産を多く所有されている方は土地活用も当然相続対策の一つになります。

そこはプロと呼べるほどの知識も経験も不足しているので専門の方にお譲りしますが、もう一つ、保険もかなり便利なものであることは知っておいてもらいたいと思います。


相続税の納税準備に、相続人が複数いる場合の財産の分割に(所謂争続とならない為に)と活用法はたくさんあるんですよ。


FPっていうと家計を守るとか、保険でも毎月の保険料を安くなんて言ってる方の方が多いのですが、実は富裕層や事業家、法人相手の相談にも応じることが出来たりします。

(ニーズの絶対数は少ないですが)

こういう場合こそ現場での実務で積み上げたノウハウと言うのがモノを言います。


基本は終身保険の活用という事になりますが、低利の時代に終身保険は不要とか、終身保険は保険料が高いからとか、今の時代に保険に貯蓄性は必要無いなんて、保険種類の一部分だけ見て判断する終身保険否定派の方々には無いノウハウと言うのがありますからね。

使う商品は同じでも使い方に差が出来るなんていうと興味出てきちゃいます?


プロの技と言うのは実はココ。

どのような商品を使うかではなく、その商品をどう使うか?

それを知ってるか知らないかで大きな差がつくんですよ。


保険は使い方次第


保険屋さんも一般家庭専門、法人専門、富裕層専門なんてそれぞれに特化してる方も多いので、誰に相談するかで得られる結果は変わります。

(僕の様なオールラウンダーも中にはいますけど)


自分に必要なものは何か?


目的と選択基準を持つことは大事です。

間違っても『十分にお金があれば保険は要らない』なんて言ってる方は選んじゃダメですよ(笑)


何の為に?まずはココをはっきりさせましょう。