儲かっているのにお金が無い―その2
昨日は青山にてワクワクな企みが・・・
人の縁って本当に面白いと実感している横浜のFPひろです。
さて、早速前回の続きから。
『黒字倒産』って言葉を聞いたことはあると思います。
なんで儲かっているのにお金が無かったり倒産したりするのでしょう?
営業として車を売ってる時には全くわかりませんでした。
わかるようになったのは店長になってから。
僕がいた会社はちょっと変わっていて、全ての営業マンが車両の仕入れ値やメーカーからのインセンティブ、信販の分割手数料など、利益に関すること全てを知らされていました。
その上で車両ごとにどのくらいの粗利を上げるのかの基準を決められていましたので、営業マンはその範囲であれば自由に価格交渉に応じることが出来たのです。
また、当時会社はガラス張りの経営と言って、経営状況を全社員で共有するというのも特徴でした。
決算はもちろん月次もオープンですし、毎日の状況は本社からFAXが来るので全員が経営に参加しているというのが会社のウリです。
僕が拠点を任されるようになった頃は会社も結構大きくなっていて、新車拠点が13店舗、中古車拠点が2店舗となっていました。
当然店舗によって売れてる、売れてない、黒字、赤字というように分かれてきます。
実際半分の拠点が赤字でしたし。
『売れれば全ての問題は解決する』
『赤字なのは売れてないから』
店長会議でも、社長から聞くのはそんな言葉。
しかし・・・同じような販売台数の同じ様な規模のお店で方や黒字、方や赤字というのもあり、『売れれば解決する』ということに疑問を感じないわけがありません。
そして最初の疑問は本社からの速報と実際の数字が違っていることでした。
何故?
年度末になると、翌年度の事業計画を立て、本社で取りまとめたものをメーカーに提出するのですが、その時初めて損益計算書、貸借対照表というものをキチンと勉強しました。
そこで初めて
損益とは何?
会計って何?
ということがわかってきたのです。
儲かっているのにお金が無い
という理由もその時ようやく理解できたのです。
それは・・・
長くなってきたのでまた次回に(笑)
(まだ引っ張るのか?という疑問は無しでww)