保険は必要なコスト
久しぶりにYahoo!の知恵袋を見ていたのですが・・・
相変わらず
『どの保険商品が良いでしょうか?』
とか
『支払った保険料が取り戻せないのは損ですよね?』
といった質問が寄せられていますね。
回答をしているのもFPや保険に携わる方が多いようですが、相変わらず
『それならばこの商品が良いですよ』
とか
『お考えの商品はなんたらかんたら・・・』
確かに相手が求めているモノに対して答えていますし、相手にもそれを望まれているのかも知れませんが、それがお客さん目線とか読者目線とは言えません。
このブログでも何度かお伝えしてきましたが、保険商品自体には良いも悪いもありませんし、欠陥もありません。
お客さんが求めるものにマッチするかしないかだけです。
そしてそれを判断できるのはFPや保険屋さんではなく、お客さん自身なんですよ。
我々がプロとして取るべき適切な対応は「どのようなリスクに対してどのように準備したら良いのか?」という考え方を教え、漠然としたニーズを具体的にして差し上げる事です。
決してそこを飛ばして結論を伝える事ではありません。
また、『医療保険は入院しなければもらえないのだから入院しなければ掛け損です。保険に掛けるお金をそのまま貯金しておけば入院したときにはそれを使えばいいし、他に必要となった場合でもその貯金を使えますから貯金する方が賢明です』みたいな事をおっしゃる・・・
医療保険は支出のカバーだけだと思ってるんでしょうね。
しかし、実際に入院をするようなことがあった場合・・・
といった過去記事も参考にしていただけると幸いですが、実際に必要となるお金は病院の窓口で支払うお金だけではありません。
私たちの暮らしは実に様々なリスクに囲まれています。
地震や台風などの自然災害、交通事故や失火などの人為的な災害、家計を支えている大黒柱の死亡や病気、あるいは介護。
それらのリスクの発生を抑えるような工夫も必要ですが、起こってしまったリスクに対する備えも必要です。
その備えのうち、保険料というコストを負担して経済的なリスクをカバーするものが『保険』なのです。
大事なのは保険料でも保険金でもなく『考え方』や『その保険の使い方』です。
実際に自分の場合はどう考えれば良いの?という方はこちら
お忙しい方は途中からの参加でもOKですよ☆-( ^-゚)v
金融資産運用アドバイザー@FP中村さん と一緒にお待ちしてま~す!