うつ病100万人超す
先日の新聞記事でたまたま目に付いてしまい、ちょっと気になったので・・・
タイトルの通り、『うつ』です。
患者調査によると『うつ』が大半を占める『気分障害』の患者は2002年ごろから急増し、今回(08年)調査では104万1000人に達し、10年足らずで2.4倍に急増したとありました。
ココにも『失われた10年』の影響が出ているのでしょうか?
不景気が続き、生活環境は悪化の一途で・・・
という時代背景はあると思います。
最近の医師の診断全般に言えることかもしれませんが、軽い症状だったり、いまひとつ症状がハッキリしないような場合でも何らかのジャッジを下さなければならないということからでしょうか・・・
安易にキツイ病名をジャッジするコトがありますね。
また、新薬が次々と投入されている事からか『本来必要の無い人までが薬物治療を受けている面もあるのではないか?』というような状況もあります。
患者としてもハッキリとしたジャッジを求めてしまう為に(要は病気を確定する事で安心を得たいとか楽になりたいと言う事なのでしょう)、『うつ』の判定が増えているという側面もあるように思います。
『うつ』に限った話ではありませんが、病気の診断は安易に考えない方が良いですよ。
また、ストレス社会といわれて久しいですが、上手くガス抜きしないと取り返しがつかないことが待っているかも。