住宅ローン『返済困難』の続き
昨日の記事 の続きです。
この記事については予想通り、他にも面白い記事が多くありました。
この記事 は住宅ローンのことを言っているのではありませんが、興味深い記事なので参考にしてください。
さて、それでは続きに参りましょう。
『慌てて長期固定金利に借り換えなんて、かえって自殺行為になる可能性だってあるのです。
なぜなら・・・』
この答えは実は以前に書いてます。
実際に変動金利や短期固定金利を選択している方は、今現在はかなりの低金利で借入してますので、金利上昇は潜在的にはリスクとしてありますが、現実にはまだその『可能性がある』ということに過ぎません。
可能性の有無だけで言えばどんな事にも可能性はあるのですが、不思議と逆の可能性を言う方がいないんですよね。
つまり金利が上がらない可能性。
住宅ローンの金利が最も高くなったのは90年12月。
固定金利で8.28%、変動金利で8.5%となっています。その後は毎年下がり続け、実は95年からはあまり変わらない状況が続いています。(もちろんその間も微妙に上がったり下がったりは繰り返していますが)
『住宅ローン破綻予備軍』という言葉に敏感に反応してしまう方。
今、長期固定金利に借り替える事は、以前にも言っていますが
『潜在的なリスクを顕在化してしまう』事になるということを知っていただきたいと思います。
金利上昇を訴える方は何故か右肩上がりに金利が上がるというストーリーがお好きな様で、一度上がったら上がり続けるかのような論調なんですよね。
よほどバブル時代が忘れられないのでしょうか?
私が日頃お付き合いさせていただいているこの方 はこんなコトを言ってます。
つまり、現在の状況こそが普通なのであって、経済環境に依存し、景気動向などに気を取られるなど考えられない。
私もどちらかと言うとその考え方の方が自然であると考えています。
失われた10年と言われる時代にいろんな事が複雑に絡み合う世の中へと変化してきているので、日銀の政策一つとっても単独で単純に考える事は出来ない世相なのです。
ついこの間まで『戦後最長の好景気』と言われていた事を覚えてますか?
その間に日銀はどのようなオペレーションをしていたでしょう?
住宅ローンの話から、だいぶ違う方向へ話が逸れてきてしまいましたが・・・(;^_^A
次回は違う角度からも考えてみようと思います。