くらしの実現指数―手取り年収と貯蓄の関係 | 保険屋FPひろのお金の教室

くらしの実現指数―手取り年収と貯蓄の関係

さあ、マイナスのキャッシュフローをどのように改善していくのか?


とっても気になるところですが・・・



その前にちょっと補足とおさらいを。


FPひろのひとり言



これは手取り年収額と年間準備済み資金を表したものです。

今回のシミュレーションでは『手取り年収総額』は415万円、ライフイベントと貯蓄を合わせた『年間準備額』は220万円となっています。
415万円から220万円を引いた195万円が基本生活費+使途不明金という事になりますね。


さて次、


FPひろのひとり言



年収と貯蓄の関係です。一番左と①、一番左と②という様に比べて見てください。

収入に対して『年間準備額』が不足している場合、対応の仕方は二通りです。

その1・使途不明金を調整弁にして年間準備額を確保する。

その2・収入全体を増やす。


その1は家計分析をした上で、調整する事が可能であれば・・・という事になります。

その2は例えば奥様が専業主婦の場合、パートに出るなどインカムを増やすということです。


貯蓄残高の推移は必ずしも毎年一定に増える必要はありません。

予めライフイベントによる取り崩しが分かっている場合、貯蓄から支出することは全く差し支え無いのです。

寧ろそのライフイベントの実現の為の貯蓄なので、必要なお金はキチンと使うということも大事です。

問題は貯蓄が計画的に推移しているかどうか?なのです。

一応参考までに家計チェックシートも載せておきますね。



FPひろのひとり言


ちょっと見づらいですか?


このあたりの数字を組み合わせて、最終的にご希望のライフプランを実現していくべく提案していくわけです。


長くなってしまいましたので、続きはまた次回。


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