くらしの実現指数
ここへ来るまでかなりの時間を要しましたね。
ライフイベントと準備済み資金の確認を終えて・・・
それらを元に『くらしの実現指数』を導き出します。
くらしの実現指数とは―くらしを叶えるための必要なお金に対して準備しているお金の割合の事です。
ホントはここでキレイな図をお見せすることが出来れば良かったのですが・・・
技術的な問題で出来ませんので、代わりに実際にいつもPCでご案内している画面をご覧頂くことにしますね。
上段のグラフで黄色い部分が必要なお金、緑の部分が準備済みのお金です。
このグラフは横方向が経過年数になっていて、平均寿命まで続きます。
下段の白いグラフが貯蓄額の推移となってます。
これを見ると住宅購入で大きく貯蓄を取り崩し、以降子供の教育費がかかりだすところからマイナスへ振れていくことが分かります。
つまり、ライフイベントに対して必要なお金が不足しているという事ですね。
もう少し先まで表示してみましょう。
これは先ほどの画面のデータにインフレ率を加算したものを横方向に30年表示にしたものです。
教育費がピークに差し掛かる頃には貯蓄残高がマイナス1000万円を超えてしまいます。
これはあくまでも現状のまま推移した場合なので、これを避ける為にどのような手立てを打つのか、この段階からお客さんと一緒に考えていきます。
ちなみにこの画面、お客さんの経済環境にもよりますが、キャッシュフローが住宅購入や子供の進学を境に悪くなっていく事は珍しくありませんので、よほど計画的な貯蓄が出来ていないと貯蓄残高がマイナスに触れてしまう事も多々あります。
また、キャッシュフローが悪くなる要因は明細で確認できますので、場合によってはライフイベントの修正なども行ったりします。(例えば車の買い替え時期の変更など)
さた、今回はどのように解決していきましょうか?
つづく