法人の生命保険
台風が近づいてきて今日は朝からすごい雨でしたね
明日も大雨の予報です。注意しましょう。
さて本題
昨日は法人保険を例にしたので、このまま少し法人の保険について書いてみようと思います。
生命保険とは『人』にかける保険です。この場合の『人』とは我々生身の人間・・・自然人と『法』によって人とみなす『法人』つまり会社も対象となります。
税務や労務に絡めてお話するケースも多く、人によってはちょっととっつきにくいとか難しいとか思う方もにらっしゃるようですが、基本的には個人とそんなに考え方が変わるものではありません。
個人が残された家族の為に保険に加入するのと同じく、法人も経営者に万が一があった場合に会社に残された家族や社員、取引先の為に保険に加入します。
個人がライフプランやキャッシュフローを考えながら、リスクに備え、またモノによっては将来の資産形成を行う為に保険を活用するのと同じく、法人も事業計画やキャッシュフロー、税務や財務上の戦略を考えながら様々なリスクに備える経済的な手段をして保険を活用します。
ただ、一点だけ大きく違うのは、個人は税引き後の手元資金からいろんなお金を使い分けるのに対し、法人は税引き前のお金を使えるという点です。
たったこれだけの違いですが、しかし会社を経営する上でこのことはとてつもなく大きな違いとなってきます。
このテーマも長くなりそうなので少しずつ進めていきたいと思います。