夫婦の宮 香椎宮の続きです。

 

 

拝殿?は工事中です

 

鷲の神使は初めて見ました

神使は「しんし」と読み、

Wikiには様々な神使が記載されていますが

香椎宮の鷲は載っていませんので、

単なるオブジェかもしれません。

 

似たような言葉で

天の神と地の神の総称である神祇は「じんぎ」と読むようです。

 

 

 

 

稲荷神社 食べ物と商売の神様

鶏石神社 鶏とこどもの神様

巻尾神社 勝負の神様

 

稲荷神社と鶏石神社に向かいます。

 

 

最初は稲荷神社

こちらの神使は通常通り狐様

御祭神は、通常は宇迦之御魂神ですが

地方では保食神(うけもちのかみ)が祀られることも多いようです。

保食神も穀物の神ですが

古事記では須佐之男命に、日本書紀では月読命に切り殺される悲劇の女神で

多分国津神の特殊タイプという印象です。

一方で宇迦之御魂神と保食神を同一とする説もあるようです。

 

御神紋は通常通りの「抱き稲の紋」

 

鶏石神社は初見です

 

御神徳は

修理固成、五徳向上、養鶏、育児夜泣き

だそうです。

 

修理固成

「古事記」の中の、伊邪那岐命・伊邪那美命の国生みの場面
天津神が「この漂へる国をつくり固めなせ」と二柱の神に命じますが、この「つくり固めなせ」の漢字表記が修理固成

だそうです。

知らんかった・・・

 

五徳向上

冠を戴くは文なり、

足に距(けづめ)を持つは武なり、

敵前に敢えて戦うは勇なり、

食を見て相呼ぶは仁なり、

夜を守って時を失わぬは信なり。

だそうです。

 

なお距(けづめ)は「鶏の足の後ろ側にある角質の突起」だそうです。

知らない事ばかりです。

 

鶏の神使

鶏の神使は伊勢神宮や熱田神宮などにおられるそうで

伊勢神宮では放し飼いの鶏だそうで、

一度お目にかかりたいですが、もう機会はないかもです。

 

御祭神は不明とのこと。

 

御神紋は鶏の頭に十六葉一重菊を乗っけているデザインですかね。

 

皇室の紋章である十六八重表菊とは違いますね。

調べてみると

菊の花びらが多層構造なのが十六八重表菊で

八重は8つのという意味でなくて、

花びらが数多く重なっていることだそうです。

知らないことばかりです。

 

続く