八坂神社 高松市屋島 その2末社の続きです。
境内に小さい鳥居がありその中に地神塔がありました。
鳥居のある地神塔は初めて見たかもしれませんので
調べてみました。
地神塔(じじんとう)は社日塔とも言われるそうで、
社日とは
雑節(ざっせつ)※の一つで、
春分・秋分に最も近い戊(つちのえ)の日のことです。
この日は土を動かしてはいけない
だそうです。
知らない事ばかりです。
地神塔の鳥居
天照大神
倉稲魂命
倉稲魂命=宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
須佐之男命と神大市比売(かむおおいちひめ)の子で
穀物の神でしたね
大己貴命
大己貴命は大国主命の青年期の呼び名です。
ただ大己貴命の和魂を大国主命とする記述もありました。
少彦名命
少彦名命(すくなびこなのみこと) 彦はビコと読むのですね
大国主神をお助けになられたとは聞いていましたが
調べてみると
神産巣日神の子で、神産巣日神の指の間から生まれ
蛾の皮の服を着るほど小さい神様のようです。
埴安姫命
埴安姫命(はにやすひめのみことはにやすひめのみこと)
伊弉諾命が迦具土神(かぐつちのかみ)を生んだ時に産道を焼かれ
お亡くなりになる寸前に失禁されたときに
便から生まれたのが埴安姫命で土や五穀豊穣の神、
小便から生まれたのが罔象女神(ミヅハノメノカミ)で水の神様でした。
2柱あわせて厠の神(トイレの神)だそうです。
トイレと聞けば
オンクロダノウンジャクソワカが反射的に出てきますが
厠の神様である烏枢沙摩明王のご真言でしたね。