四国三十六不動霊場の3周目をアップしていきます。

 

3周目は童子様のお名前の漢字を記憶するのと

2周目でまとめた童子様、不動様、そしてご本尊のお名前を

再び記憶しなおすことにします。

 

第1番大山寺
不動様は大山不動
童子様は矜羯羅童子(こんがらどうじ)
ご本尊は千手観音です。

 

矜羯羅童子の名前を解析すると

矜は矛偏(ほこへん)に今で、今(いま)の読みが「こん」ですね。

羯は羊偏(ひつじへん)に葛(くず)で、

羯は般若心経のラストの真言に出てくる

羯諦の羯ですね。

 

真言を訳してはいけないそうですが

羯諦の「羯」は、行きなさいの意、「諦」は、悟りの世界、

「羯諦 羯諦 波羅羯諦」は

「往きなさい、往きなさい、彼岸へ往きなさい」となる(解釈には諸説あり)

とすれば何となく意味が分かります・・訳すのでなく理解できます。

そっか・・羯(ギャー)は英語のGoですね。

諦は諦める(あきらめる)ので「悟り」ですか・・

こう解釈すると

なにも考えずに真言を唱えるより、少し進歩できたのかもしれません。

 

羅は羅漢(悟りを開いた高僧:阿羅漢)の羅ですね。

 

画像は第1番大山寺3回目山号・院号・寺号 四国別格二十霊場

から援用します。