津照寺は「しんしょうじ」と読みます。
ご本尊は地蔵菩薩で
5番地蔵寺の勝軍地蔵菩薩、19番立江寺の延命地蔵菩薩、20番鶴林寺に続いて4回目の登場です。
こちらの地蔵菩薩は、延命地蔵菩薩と楫取(かじとり)地蔵菩薩と2つの名前があるサブタイプです。
延命地蔵菩薩については19番立江寺でも解説しましたが
「昔は子供が早死するため子供が健やかに育つようにという意味で延命ということらしい」
以外に詳しい解説が
昭和大仏青龍寺にありました。
女人泰産 女性はやすらかなお産が出来る
身根具足 身体が健康で丈夫になる
衆病悉除 諸々の病気が回復する
寿命長遠 寿命は長くなる
聡明智恵 聡明で智慧が備わる
財宝盈溢 財に恵まれる
衆人愛敬 多くの人に愛される
穀米成熟 穀物など豊作となる
神明加護 神仏に守護を得る
證大菩提 悟りを得る
だそうです。
楫取(舵取り)地蔵の由来はは~ウェブサイト空海~さんに
時の土佐藩主山内一豊を助けた逸話が載っています。
25番津照寺2回目 四国八十八か所霊場
納経1回目
納経2回目
こちらの山の形が地蔵菩薩が持つ宝珠に似ているので霊地として選択されたそうです。
登っていくので津波の時には避難場所になりそうです。
写経大師尊像というのは知りませんでした
というか
気が付きませんでした。他の札所にもあるかもしれません。
オーラの彫刻が凄いですね。
こちらは鐘楼門で今回はしっかり撞かせていただきました。
手水舎も使わせていただきました。
本堂
上から見た鐘楼門です