FP1級が弁護士業務に役立つかどうかですが,かなり役に立つと思います。
FP1級の学科は,
① ライフプランニング
② リスク管理
③ 金融資産運用
④ タックスプランニング
⑤ 不動産
⑥ 相続・事業承継
です。
ライフプランニングというのは,年金・社会保険,住宅ローンなどです。
リスク管理というのは,生命保険等の保険と損害保険等の保険です。
金融資産運用というのは,各種の金融資産です。
タックスプランニングというのは,所得税,法人税,消費税,住民税,事業税などです。
相続・事業承継というのは,相続,相続税,事業承継に関する各種の制度です。
不動産というのは,不動産に関する法律,資産税(譲渡所得税など),固定資産税などです。
いずれも,弁護士が相続案件や離婚案件,自己破産や個人再生はもちろんのこと,一般民事を扱っていく際にまさに必要な知識事項が満載の内容になっています。
「ワンランク上の弁護士を目指したい」「腕の立つ弁護士になりたい」とお考えの弁護士の先生方は,FP1級の受検をご検討いただいてはいかががと思います。
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