2013年1月27日のＦＰ試験まであと2ヶ月です。
ＦＰ３級学科 第１問（２）
●出題予想
・・・住宅資金設計・・・
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆ 過去５年間１５回中 １９問出題
●直近２年（６回）出題傾向（正誤問題）
出 題テーマ
12年9月・繰上返済
12年5月・返済方式・フラット35
12年1月・返済方式・フラット35
11年9月
11年5月・金利の種類
11年1月
●出題傾向
前回（12年9月）は「住宅資金設計」から「住宅ローンの繰上返済」の出題であった。
過去５年間１５回の試験のうち、19問出題され、11問が正誤問題からの出題となっている。
住宅ローンの出題がほとんどであり、「返済方式」、「住宅ローン金利の特徴」、「フラット３５の特徴」が中心になるので、本命予想問題もそこに絞っている。
なお、「ライフプラン策定上の資金計画」の中で、「住宅資金設計」に次いで「教育資金設計」の出題頻度が高い。特に「教育ローン」と「奨学金」が出題されているので、第２予想問題としている。
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次の各文章を読んで，正しいものまたは適切なものには①を，誤っているものまたは不適切なものには②を，解答用紙にマークしなさい。
□本命予想問題
住宅ローンの返済方法である元金均等返済方式と元利均等返済方式において，返済期間中の金利が一定で，かつ，他の条件が同一ならば，毎月の元利合計の返済額が返済開始時点より減少していくのは，元利均等返済方式である。
【解答】②
【解説】金利が一定で，かつ，他の条件が同一ならば，毎月の元利合計の返済額が返済開始時点より減少していくのは，元金均等返済方式。元利金等返済は，毎月の元利合計の返済額が返済開始時点から返済終了時点まで変わらない。
■類題１
借入当初から一定期間までが固定金利である「固定金利選択型」の住宅ローンでは，他の条件が同一であれば，固定期間が長期のものほど，固定期間が短期のものに比べ，当初に適用される金利水準は低くなる傾向がある。
【解答】②
【解説】「固定金利選択型」の正確な名称は「固定金利期間選択型」といい、3年間、5年間、10年間など、借入れ当初選択した期間においては固定金利の商品。民間金融機関が多く取り扱う住宅ローン。
選択期間が長期のものほど金融機関が負う金利リスクは高いので、固定期間が短期のものに比べて当初に適用される金利水準は高くなる傾向がある。
■類題２
長期固定金利住宅ローンである【フラット35】の借入金利は，住宅金融支援機構が決定する。そのため取扱金融機関一律となっている。
【解答】②
【解説】長期固定金利住宅ローンである【フラット35】の借入金利は，住宅金融支援機構が一定の幅で決定し、その幅の中で取扱金融機関が独自に定めているため，利用する金融機関によって異なる場合がある。
□第２予想問題
民間金融機関が取り扱う教育ローンの資金使途は，一般に，授業料のみならず入学金についても対象とされる。
【解答】①
【解説】日本政策金融公庫の「国の教育ローン」では、入学金、授業料のみならず、アパートの敷金、礼金や予備校の入学費用まで広くカバーする。
■類題
独立行政法人日本学生支援機構が取り扱う奨学金には，給付終了後に奨学金の返還が不要である第一種奨学金と，貸与終了後に奨学金の返還が必要となる第二種奨学金の２種類がある。
【解答】②
【解説】独立行政法人日本学生支援機構が取り扱う奨学金には，金利負担のない（元金のみ返済）第一種奨学金と，金利負担のある（元本とそれに伴う金利負担のある）第二種奨学金の２種類がある。
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