△▼△▼△▼13年1月27日試験対策 FP2級3級 最短合格講座△▼△▼△▼
ファイナンシャル・プランナーの東城です。
「13年1月27日試験対策 FP2級3級 最短合格講座」のガイダンスです。
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第５回ガイダンス
【実技試験について】
今回はFP技能検定試験のもうひとつのハードル、実技試験について。
「実技」と聞いて拒否反応を持つ方が多くいますが、何か作業をさせるわけではありません。
学科試験と同じく問題文を読み、それに解答するだけです。したがって学習内容や学習方法が違うわけではありません。FPの6科目を学科と同じように学習してください。
ただし検定試験実施団体が「きんざい」か「日本FP協会」かによって、’実技試験の出題内容はまったく違う’ことには注意を要します。
具体的にどのように違うのか、以下で説明します。
○きんざい（金融財政事情研究会）
3級は「個人資産相談業務」か「保険顧客資産相談業務」を選択します。
2級は「個人資産相談業務」「生保顧客資産相談業務」「損保顧客資産相談業務」「中小企業事業主資産相談業務」の中から選択します。
「個人資産相談業務」「生保顧客資産相談業務」は毎回受験できますが、「中小企業事業主資産相談業務」は1月と9月の年2回、「損保顧客資産相談業務」は9月の年1回のみ受験可能になります。
すなわち学科試験は全受験者共通の問題ですが、実技試験は’自分の得意な分野から選択できる’ということです。
3級実技試験：試験時間60分、問題数5問、各小問題3問、全部で15問、50点満点、合格基準は6割の30点。
2級実技試験：試験時間90分、問題数5問、各小問題3問、全部で15問、50点満点、合格基準は6割の30点。
出題形式：2択または3択問題、穴埋め問題、計算問題
この’計算問題が多い’というのが実技試験の特徴であり合否のポイントです。
計算問題に苦手意識を持つ方が非常に多いのですが、ＦＰ技能士試験の特徴として、それほど複雑な計算をさせる問題は出題されず、比較的出題頻度が高いものと低いものがあります。
ですから、’出題頻度の高い問題を繰り返しトレーニングする’ことが、’実技試験の克服方法’ということになります。
○日本ＦＰ協会
日本ＦＰ協会では3級も2級も「資産設計提案業務」のみです。「きんざい」のように選択することはできません。
問題数は「きんざい」より多く全20問、50点満点、合格基準は6割の30点です。試験時間は3級60分、2級90分です。
問題数が「きんざい」15問、「FP協会」が20問と聞くと、「きんざい」のほうが問題数が少ないから’楽’と考えがちですが、’FP協会の問題のほうが簡単’という方も多くいらっしゃいますので一概には言えません。
またFP協会の技能試験のほうが実際のＦＰ業務に即した問題が多く出題されるのが特徴です。ご自分にあった試験を受けるのがよいでしょう。
以上のようにＦＰ技能試験の特徴は、
１、共通試験である学科試験と、検定試験実施団体に応じて試験内容の違う実技試験があるということ、
２、実技のきんざい3級は2種類、2級は4種類の試験内容から各自で選択しなければならないということ、
３、実技試験は計算問題を克服しなければならないということ、です。
得意科目不得意科目は個々に違いますから、ご自身でベストな選択をしてください。
そして学習を効率的に、短時間で行い、合格水準を達成してください。
この講座はそんな皆さんを最大限支援していくものです。どうぞ有効に活用してください。
次回のガイダンスは「最も重要な効率的、効果的な学習方法について」です。
○参考
きんざい http://www.kinzai.or.jp/ginou/fp/index.html
日本FP協会 http://www.jafp.or.jp/examine/
○注意
FP技能検定試験の申し込みは12年11月13日（火）～12月4日（火）までです。
この期間に必ず申し込みを済ませるようにしてください。
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