私はFPのかたわら整理収納アドバイザーでもあるので、理想の暮らしについて書かれた本をよく読みます。
片づけ関連の本の中に、「フットワーク軽く家計の見直しをするのが良い」ってことが書かれているときがあるのですが、ときどき気になる記述があるんです。
たとえば、こんな内容。
家計の見直しは、固定費を見直すのが一番。
だから、住宅ローンもフットワーク軽く見直して、金利を安くするべし。
確かに、家計の見直しで一番にチェックしたいのは固定費です。
でも、住宅ローンは軽々と借り換えをするのは、どうなのかなって思います。
住宅ローンの借り換えは、書類を書いてハイ終わり!ではないんです。
借り換えをすると、諸費用を負担しなければなりません。
その額は、数十万円になることも。
だから、諸費用の準備ができていないと、貯蓄を取り崩すことになりかねません。
保険の見直しもそう。
保険料が安くなるからと、フットワーク軽くポンと保険を変えてしまうと、必要な保障が抜けていたり、不要な特約を付けられたりして、かえって損をすることもあるのです。
通信費も、単に月額料金だけを見てキャリアや格安スマホに乗り換えて、ふたを開けてみたら、3カ月後には何かの料金が発生したり、キャンペーン価格が終わって前と通信料が変わらないってこともあります。

家計の見直しは、まずは固定費の見直し。これは正しいです。
でも、よく考えずに、目先の金額だけでフットワーク軽く何かを変えることはおすすめしません。
内容とよく見て、小さな文字で書かれていることもしっかりと読み取って、
場合によってはFPなど専門家に相談して、間違えのない見直しをしてくださいね。
一番大事なのは、内容をきちんと把握すること。
そして、メリット・デメリットの両方を見ることです。



