こんにちは
FP優 ファイナンシャルプランナーの来田優子です。
前回、ふるさと納税の拡充について書いてみましたが、
おさらいをしてみましょう。
ふるさと納税控除には限度額があります。
前提条件として
①課税所得が550万円(所得税の限界税率20%)
②住民税所得割が55万円
③ふるさと納税で10万円寄付
④復興特別所得税は考慮せず
寄付金額10万円として
➀適用下限額2000円
②所得税控除による軽減 (10万円-2000円)×20%=19600円
③住民税額控除(基本分) (10万円-2000円)×10%=9800円
④住民税額控除(特例分) ❶55万×20%=11万
❷(10万-2000円)×(100%-10%-20%*1)=68600円
*1所得税の限界税率(課税総所得金額により0~45%で変動)
❶>❷より68600円
①+②+③+④=98000円控除される計算になります。
どのみち払わなければならない税金を、
2000円の寄付で本当に使ってほしい内容に選択できるなんて~。。。うっとり。
その上、特産品をくださったり。トレビア~ン。
本当に素晴らしい制度です。
是非、今後も続いてほしいものですね。
国税も使用方法を選択できたらいいのに。。。
あっ、そんなことになったら予算を組む国会議員いらなくなるか。
予算がらみの権力が希薄になるから。