個人向け国債ってどうなの?
●個人向け国債ってどうなの?こんばんは、初心者向けのお金のコンサルタント、ファイナンシャルプランナーの山岡正明です。個人向け国債という商品があります。「国債」と名前に付いていますので、日本国が発行する債券です。 一般的に債券を購入すると、利払日に利息が支払われ、償還日に額面金額が払い戻されます。(出典:SMBC日興証券)個人向け国債は、個人が購入することができます。株式会社などの法人は購入できません。個人向け国債は3種類のラインナップです。 10年満期の 変動10 5年満期の 固定5 3年満期の 固定3メリットはたくさんあります!主な6つの特徴は次の通りです。 元本割れなし 1万円から購入可能 国が発行だから安心 中途換金も1万円からOK※ 0.05%(年率)の最低金利保証 年12回(毎月発行)※発行後1年以上経過で換金可能です。※直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685が差し引かれます。令和2年12月3日~30日から募集の個人向け国債の表面利率は10年も5年も3年も同じ年 0.05%です。10年の個人向け国債は変動金利なので、今後の金利は市場動向により変わるかもしれません。現時点では最低金利保証の0.05%(年率)と同じ金利なので、これ以上下がりようがありません。5年と3年の個人向け国債は固定金利なので、このまま満期まで0.05%です。因みに、ゆうちょ銀行の主力、定額貯金の金利は 年0.002%三菱UFJ銀行のスーパー定期も大口定期も 年0.002%比べると25倍の差ですね。コンマ以下の差なので微々たるものですが。では、信用力はどうでしょうか?国、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行どこも大丈夫そうですね。多分。金融機関が経営破綻した場合、ペイオフという制度があり、1金融機関につき1預金者あたり元本1,000万円までとその利息が保護の対象となります。なので、1000万円ずつ金融機関を振り分けた方が賢明です。実際、10年前の2010年9月10日、日本新興銀行が経営破綻したことにより、初のペイオフが発動しました。元本割れした人が出たということです。(お堅い銀行預金なのに)国が経営破綻?したらどうなるか?どうなるのでしょうか?私たちが生きている間は無さそうですが。もし、危うくなったら、国はお金をたくさん刷って返済できますね。国には通貨発行権があるので何とでもできます。インフレになろうが、お構いなし。お金を刷って返済したらそれでお終いです。もし、そんな事態になったら世の中大混乱のパニック状態。国債どころではない世の中かもしれません。話が逸れましたが、私は普段から投資信託をオススメしています。でも、何事もバランスが大切です。安全な資産として、個人向け国債を少し保有することは良い選択でしょう。特に10年変動の個人向け国債は、今後金利が上昇しても、それに連れて利率が上がるので、その点も有利です。個人が買える個人向け国債は優良な商品だと思います。財務省のコチラのページもご覧くださいね。▼ 8日間の無料メルマガ ▼▼ 個別コンサルティング ▼はじめてさんのお金のふやしかた1級ファイナンシャル・プランニング技能士 山岡正明・ お問い合わせ