8月10日~14日は、中国が人民元の切り下げを連日行い
マーケットは混乱しました。
同国は、7月貿易収支が輸出・輸入がともに8%超の大幅減少で
景気減速が意識されていましたが、そんな中、11日に中国人民銀行は、
毎日発表している人民元の中心レートを前日比1.9%と大幅に切り下げ、
その後も連日切り下げを行い、結局、3日間で4.656%調整されました。
これを受けドルが強含み、豪ドルやアジア通貨は急落。
アジア各国は、為替介入で自国通貨を支えました。
主要国の株価や、鉄鉱石・原油などの商品も下落。
一方、リスク回避で金や米国債は買われ、同10年債利回りは4月30日以来
の水準まで低下しました。
その後、人民銀行は、元安が行き過ぎていることから介入。
緊急会見で調整はほぼ完了したと言及し、市場は落ち着きを取り戻しました。
米利上げ観測は、一連の流れで後退するとの見方が浮上しましたが、
その後発表された米7月小売売上高が、しっかりした内容であったことから
9月利上げの可能性への期待は残りました。
日経平均株価は、週初、ドル/円が堅調なこともあり、終値で20,800円台を回復。
しかし、中国の影響でその後は急落。
結局、週末終値は、20,519.45円と前週末比-205.11円で引けました。
NYダウは、17,477.40ドルと前週末比+104.02ドルで取引を終了しました。