最近、テレビやラジオでよく目(耳)にする債務整理のCM。
利息制限法と出資法とのグレーゾーン金利を調整し、
払いすぎの利息を元金へ充当する手続きを取り仕切ってくれるなど、
債務者の救済を目的とするもののようです。
5、6年前に、ある金融機関で多重債務の方のFP相談を
させていただいたことがありました。
職を失い生活資金のつなぎや、事業者の運転資金のために止むを得ず
金利が高くても借り入れた・・という相談者がほとんどだったと記憶しています。
汗水たらして働いても、お給料以上に返済額が大きかったり、
返済のために昼夜問わず働き、目の下にクマを作っていらっしゃったり。。
私がお世話になったその金融機関はとても特徴的で、
FP相談の中で必要があれば弁護士さんをご紹介し,
上記のような債務整理のお手伝いもしていました。
当時は、その地区の弁護士さんもグレーゾーン金利についての調停などは、
倦厭している状況だったので、その対応に大変驚かされました。
時代の一歩先を進んでいたのですね。
CMを目にするたび、FPとは何たるか考えさせられます。