新聞に、事業承継の際の個人保証「二重取り」禁止へ、という記事がありました。金融機関の個人保証のことですねニコニコ

例えば、中小企業で70歳の社長が引退して、40歳の長男に社長の椅子を譲るとします。金融機関からすると、(前)社長は多額の退職金を貰って悠々自適、対して(新)社長は住宅ローンを抱え、経営者としての資質も未知数ですキョロキョロ

本来なら、(前)社長の個人保証は解除して、(新)社長の個人保証をいただく、もしくは保証は無しにするのが今の流れだと思います。でも中には、双方から保証徴求する金融機関が、まだあるようです。

このような経営者の個人保証については、「経営者保証に関するガイドライン」というのがあリます。日本商工会議所と全国銀行協会が研究会を立ち上げて作ったのですが、今回も同様に作業部会を作って検討する(双方から保証徴求するのは禁止の方向)ようですニヤリ

FPとして相談を受けることは少ないかも知れませんが、中小企業オーナーとしては、事業承継が円滑に進むかどうかの大問題です。こういう分野も少しは知っておかないといけませんねウインク