ご当地FP®の自動車保険ベストセレクション | FP-RECOの社長ブログ

ご当地FP®の自動車保険ベストセレクション

ご当地FP®によるソーシャルメディアサイト の目玉コンテンツ「全日本FPセッケー選手権大会」「自動車保険編」

ご当地FP®が「自分スタイルで補償を設計」した結果、一番選ばれた補償内容で構成した設計を「ご当地FP®ベストセレクション」として掲載しています。

これまた日本初でしょう~  
こちら→「ご当地FP®ベストセレクション(自動車保険)」


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今回の前提条件は被保険自動車を同じにして、あとはFP自身にあてはめて設計すること。よって個々人の事情により選ばれる補償は変わります。多く選ばれたからといってそれがベストではありませんがこれも傾向値として参考になります。

そんな中でも注目なのが、「搭乗者傷害保険」「車両保険の免責金額」。搭乗者傷害保険は乗車している人が事故でケガをした場合にケガの種類に応じて保険金が支払われるものです。一方、人身傷害保険もケガをした場合に補償されますが、こちらは損害額に応じて保険金が支払われるものです。

つまり人身傷害保険に加入していれば搭乗者傷害保険は不要と考えるFPが多いということ。搭乗者傷害保険の方が保険金支払いまでの時間が比較的短いなどの利点はあるものの、経済的な損失をカバーすることが目的なら人身傷害保険で十分と考えているということですね。もちろん搭乗者傷害保険を選んだFPもいるのでその理由も参考にしてみてください(参考にするのはこちら

車両保険の免責金額の設定ですが、これまでの主流が一回目事故を0万円にする設定でした。今回の設計では10万円の免責金額(自己負担額)が多く選ばれています。

2012年4月からの等級制度改訂により、事故をして等級が下がった場合の保険料負担が大きくなったため、少額な車両事故で安易に保険を使わなくなりそうという理由から「どうせ少額事故で保険を使わないなら免責(自己負担額)を設定して保険料を下げよう」とFPが判断した結果です。

車両事故は少額ではありますが支払い件数が多いため保険料が高くつきます。よって免責金額を設定することで大きく保険料を引き下げることができます。

免責金額を設定するのは今回の制度改訂にあわせた合理的な設計といえるかもしれません。もちろんFPの中でも従来通り一回目の免責金額を0万円に設定している人もいます。理由は「こちら 」で見てみてください!

いろいろな傾向と考え方があって面白いですね~