家づくりプランナーの佐藤 陽です。
経営者・個人事業主の住宅ローンについて何回かに渡って書いています。

自社の強みは?

「自社の強みは?」なんてまるで住宅ローンとは関係のない話をしているように感じますが、

ここ重要です(笑)

大きな企業に比べて圧倒的に信頼度が落ちる個人事業主にとって、いかに自分は信頼に足る人物だと思ってもらえるのかが大切です。

そこでやはり「自社の強み」は大切なポイントです。

どんなに高い売上があろうが、強みが見えなければ、「長期安定的な収入」が得られるかどうかの判断が分かれる可能性があります。

「たまたま売れている?」なんて思われたら、不利です。

やはり「この強みを活かして、売上が上がっている。今後も継続していけそうだ」と思われたいですね(笑)

自分では強みと思ってなくても・・・

以前担当したお客様は縫製業を営んでいました。

縫製業のイメージがあまりない状態だった自分ではありますが、お客様から色々なお話を伺ううちに

ある商品がほぼ独占状態というものがありました。

お客様自身はそれほど難しい技術でもないし・・と意にも介していない感じでした。

しかし、よくよく聞いていくとお客様の所でしか作ることができないほぼ独占状態の商品でした。

そもそもその商品を作っていたライバルたちが次々に廃業していき、残っていた数少ない業者のひとつだったのです。

これも強みのひとつです。

他の商品でもこの業界では珍しくインターネットを利用した情報発信をしていて、遠方からもわざわざ取引の依頼がくるという状況が分かりました。

このお客様の経営する会社の決算書には累積赤字がありましたが、赤字の理由を明確にし、独占状態にあるこの強みを補足資料を付けて話をすることで、会社のメインバンクには累積赤字があるうちはダメと断られた住宅ローンが他行で無事に承認が得られました。

自分の強みは

まるで起業かなにかのブログのようになってしまいますが、住宅ローンを組むのをきっかけに「自分の強みって何か」改めて考えてみるといいですね。

強みを発見する方法は巷ではたくさんありますが、

「お客様から選択されている理由」お客様からヒアリングしてみると面白いかもしれませんね。

もしかしたら改善点が見つかるかもしれませんし、自分には気付けなかった強みが発見できるかもしれません。

個人事業主・経営者向け住宅ローンコンサルティングを行っています。
詳しくはこちら