FPのコンサル現場として最近、奨学金を返済している20代後半の相談者が多くなってきたと実感します。
日本学生支援機構「学生生活調査」によると大学昼間部で50% 大学院修士課程で59% 大学院博士課程で65%というデータです。
しかも世帯年収別で見ても万遍無く貸与されている状況です。
皆さんこのデータ見てどう思いますか?私はかなり多いと思いました。
実際に最近受けた相談者は2人とも理系エンジニアです。
家計の収支で見ると返済額は4万円ぐらいを占め結構少なくない金額割合ですよね。
親側、子供側の考えに変化が出てきているのだと思います。
家族の状況や、経済的マネー状況もしっかりと子供達に伝える必要があります。
そうすることで、大学に進学する真剣度、なんとかお金を工面する方法を考えるかもしれません。
親として、どうしても大学へいって勉強したいのであれば自分で奨学金を借りていく方法もあるよと伝えても全然悪くありませんよ!
個人的な意見だと、やはり都会の大学にいき、一人暮らしをすることで得る苦労や体験は人生において考え方や判断時に大きな影響を及ぼすと思います。
なかなか、高校3年頃に自分のやりたいことを見つけることができる人は少ないですけどね。
FPの立場として学資資金の説明をする時に学費の全額を学資積立で用意する必要は無いと説いています。現実的には大学4年間の費用のうち、3、400万円を積みたてる家庭が多いです。また、積み立てたとしても、必ずしも学費に充てる必要もないし、子供が大学にいかない場合もあります。
中期的な資金積立と考えた方が現実的かつわかりやすいかと思います。
生命保険見直し 学資保険
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ファイナンシャルプランナー
㈱フロンティア 代表取締役 野澤 領(のざわ れい)
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