ポイントカードの罠 | 名もない 社労士・FPのブログ  めんどくさがりやの家計術

名もない 社労士・FPのブログ  めんどくさがりやの家計術

家計管理と資産形成にちょっとした知恵を。

皆さま、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの中村真里子です。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございますニコニコ

昨日の日本シリーズ。
残念でした。
マー君だったので決めてくれると思ってました。
私は根っからのアンチ巨人。
今日こそは必ず楽天優勝!と願っています。

さて「ポイントカード」の話です。
企業が「ポイントカード」を発行する目的は?
そうですね。
顧客を囲い込みたいからです。
こういう戦略を「ロックイン戦略」といいます。

企業にとってはおいしい戦略とも言えますが、
実はおいしいばかりでもありません。
「ポイント」は企業にとっては「借り入れ」と同じ。
貸借対照表で言うと負債になってしまいます。

消費者も本当に得なのかよく考える必要があります。
ポイントがあるためにその店にせっせと通い、
必要ではないものまで買うというのは
ムダ遣いだからです。

ただ、最近は企業も「ポイントカード」では
「ロックイン戦略」が有効ではなくなってきている面もあります。
昨日私がブログに書いた②の「TSUTAYA」のポイントカードなどは
その例かもしれません。

実は「TSUTAYA」カードと書きましたが、
私の持っているカードは「ブックオフ」で作ったカードです。
あるときブックオフに行ってカードを出すと、
ポイント制度が終了していました。
私は映画とかは全く観ないので「TSUTAYA」には
用がありません。
カードを解約してもよかったのですが、
ドトールやガストやファミマには行くので意外と
重宝しています。
それはともかくブックオフがポイントカードを廃止したのも
企業にとってポイントカードの旨みがなくなったからでしょう。

ポイントカードのついでに書きますと、
「サンプル」というのもこの「ロックイン戦略」です。
よく、無料でという広告がありますが。
私は用心しています。
アンケートに答えたら何かもらえるというのもそう。
これで個人情報がもれ、
営業のターゲットにされるのもイヤだなと思うからです。