えー、私は昔、簿記の資格を取って、
経理事務として就職して一生安泰に暮らそう！と、
考えていました。
当時は今のような会計ソフトが中小企業に
普及していませんでしたので、
自力で試算表を組むことができれば、
まあよいかーと思っていました。
簿記２級を取ったことで、
さあ職探しとなって、経理事務として
採用されました。
しかし、実際は営業所の事務で、
経理というよりは「営業事務」「一般事務」の
範疇でした。
当然試算表をつくるどころか、
仕訳すらすることもなく‥。
こんなん経理事務と違う！と、
ブータレていた私に、
暇なときは本社に行って、
仕訳を機械に打ち込む練習をしてもよい
ということになりました。
今考えればとってもありがたいことで、
そのときに仕訳とはこういうものなんだーと、
わかったような気がします。
さて、ここまでは本日の前置きです（笑）。
先日ある方と話をしていて、
今、簿記の資格もなく、実務もやったことがない方で
経理の仕事に就きたいと思っている方が
多いそうなんです。
そういう方は即効性を求めていると思うのです。
もちろん時間的にも資金的にも余裕があれば、
まずは簿記を勉強して、それから‥ということを
考えればよいかも知れません。
しかし、そういう悠長なことも言ってられない方の
お手伝いができないものかとずっと考えています。
実際簿記を学んだからと言って、
実務に即活かせるかというのはまた別問題の
ような気がします。
小さな企業になると、試算表だけできればいいと
いうものでもありません。
そういう意味で実践的なことを伝えられる
セミナーでも開催できたらなと考えているのですが‥。
何かそういうことについて質問してみたいなと
思われる方は、遠慮なくお尋ね下さい。
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