相続セミナー その2 | 介護のお悩み相談傾聴カウンセリング

介護のお悩み相談傾聴カウンセリング

経験していない人には共感してもらえない、介護疲れのストレス解消やちょっとした愚痴などを話したい方向けのカウンセリングを行っています。

昨日の相続セミナーの3番目にお話をされたNPO法人「昭和の記憶」の瀧澤尚子さん



このNPO法人は、高齢者の方々の今まで生きてこられた歩みを聞き書きして本にしている団体です。



かなり前に自分史の本を出版するのがブームになりましたが、自分史は自分で書きますけれども、この聞き書きは、家族やNPO法人のスタッフの方々が聞いた内容を本にしていくというものです。



そして、単なる本にするということではなく、介護の視点で聞き書きをされているところが特徴的です。



自分の親の人生はどのようなものだったのか、ということは聞きたくてもなかなか聞くタイミングがつかめず、



結局亡くなった後に、古いアルバムを見たりして想像するしかなくなるケースも多くあると思います。



親の生き方や考え方がどのようなものだったのかを知ることで、親の存在の意味やありがたさ、そして、親から自分に受け継がれているものを知ることができるものとして、



この聞き書きからできた本は価値があると感じました。